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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ストーブの塗装作業)

ストーブカバー塗装作業のポイント

このQ&Aのポイント
  • ストーブカバーの塗装作業においては、図面で指示を行うことが重要です。
  • 表面の粗さや下地塗装の指示、上塗りの色番号、焼き付け塗装の指示など、細かな部分まで詳細に示すことが必要です。
  • また、スムーズな作業を行うために、図面には視覚的にわかりやすい色や線を使用することも大切です。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

ストーブの塗装ということでまず情報として欲しいのが  ?直接燃焼部となる部品か?(燃焼ポットやバーナー等直接炎が当たる部品)  ?炎には当たらないが、熱源部に近くかなりの加温が考えられる部品か?  ?制御部品等を収め、かつ意匠性を伴う外装部品か? まずは以上の条件により使用する塗料の種類やスペック、下地処理の方法等が大きく異なります。 ?ですと600~800℃程度に耐えられる耐熱塗料となります(意匠性塗料は殆どなく、ただ熱に耐えることに主眼を置いた塗料、色は主に黒やグレー、濃茶) ?なら200℃程度までの耐熱塗料 ?ならアクリル樹脂やポリエステル樹脂を使用した溶剤塗料(液体塗料)や粉 体塗料(字のごとく粉状塗料)の焼付け塗装(160~180℃の焼付温度が一般  的…使用する塗料や焼付時間により塗料スペックを選定できます。) 次に下地処理ですが、使用する材料の表面状態により異なります。 メッキも何も無い材料なら、耐熱塗料を塗装する場合は殆どがブラスト処理後 脱脂処理(洗浄剤や有機溶剤による脱脂)、密着性を向上させる必要があるならリン酸亜鉛やリン酸鉄等による化成処理が必要です。 次に下地塗装ですが、使用する環境(屋内外や温度差の激しいところ等) により要不要が決まります。 一般的に屋内で使用されるものは下地塗装は行いません。 また、燃焼機器の燃焼部等に使用できる下地塗料が無い為、燃焼部品については下地処理後即耐熱塗料になります。 屋外や繰り返し結露を起こすほどの激しい温度差のある環境で使用する際の 意匠性を要求される部品は錆や剥離を嫌いますので、エポキシ樹脂をベースにした下塗り用の塗料を使用するのが一般的です。常乾から焼付タイプまで様々なスペックの塗料で下地と上塗塗料との相性等で選定できます。 最後に上塗塗料ですが上述の通り溶剤、粉体がありますが粉体の場合は色の指定が難しくメーカー在庫品以外の色調に関しては通常300?オーダーの場合が殆どです。1箱(15?)から対応していただけるメーカーも有りますが単価が割高になります。 溶剤は常乾焼付とも色やオーダー量の自由度はあります。 色の指定については現在は日本塗料工業会の色見本帳の番号で行う事が原則です。指定の色を注文する場合は現物サンプルか、何か適当な見本を販店に渡すと現物合わせでの調色をしてもらえます。 以上の情報で必要な情報を練った上で記載すると分かりやすいと思います。 また、意外と塗装に関しては情報量が多くなる場合もありますので、別紙で 塗装要領書的なものを作成するのも良いでしょう。分けておけば仕様変更時の図面差替え等のわずらわしさが軽減できます。 以上長くなりましたが、参考になればと思います。 不明な点があれば御質問下さい。 上記で耐熱塗料の下塗が無いと申し上げましたが、実際には亜鉛末タイプや非亜鉛末タイプ等がありました。下記URL参考にしてください。 http://www.spcoat.co.jp/heatproof/index.html

noname#230358
質問者

お礼

とても参考になりました。 本当にありがとうございました。