- ベストアンサー
プラスチックの加工寸法の温度とは?
- プラスチックの加工寸法の温度について知りたいです。
- JISの機械計測では、温度は20度で固定されていますが、それは金属だけでなくプラスチックにも適用されるのでしょうか?
- プラスチックの加工図面で精度を要求する場合、測定時の温度は何度で指定されるのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
特殊な場合を除いて 温度20度 湿度60% のはず ただ、JIS K6895 四ふっかエチレン樹脂(フッ素樹脂)の寸法測定方法 があります。 資料では下記の記載が有りました。 (PTFEは20℃付近で転移点があり、体積が約1%変化することがあげられます) 別に注釈まで必要とは思いませんが。 注意喚起のためには書いておいた方が無難かも。
その他の回答 (3)
回答 2)です 樹脂で高精度の寸法を要求するのも? 回答 3)さんとは逆のアドバイスとなりますが 熱膨張(収縮)でトラブルとなるケースを良く聞きます。 熱膨張を考慮した公差設定をしなければ加工屋さんはたまった物では無い。 5μ寸法から外れているので検査を通らなかった品物が 翌日には良品に 化けてしまった・・・・? (この品物は 3ヶ月前に良品で納入した時に製作した予備品) 恒温室で測定しても最低4時間程度 測定位置と同じ高さで(同一温度と言う意味) ならさなければ狂いが出る。 熱膨張は金属の10倍となる事もあります。 樹脂の特性や使用環境を考慮した寸法(公差)設定を望みます。
基本的には20℃です。 加工寸法の普通公差を観ますと、20℃±10℃程度でも 樹脂の線膨張率から判断すると、問題はないと思いますが 如何でしょう。 精密加工では、温度の考慮が必要ですが、それ以外は あまり気にしない方が良いですよ。
その製品の大きさ及び寸法公差の厳しさにもよると思いますが、プラスチック自体も温度の影響を受けにくいものの、随分熱収縮、膨張(15℃~30℃でも随分違います。)します。又、加工によっては、その加工物が熱を持つ場合もあります。出来たら図面には、22℃±3℃とか、加工後22℃±3℃ 放置2H後とか、加工後22℃±3℃ 放置2H後 低圧ノギスとか、測定装置の種類(接触、非接触)、測定加圧力の有無、測定加圧時の挟み込み形状(尖った物も可なのか、平面のもので無ければいけないのか、無荷重なのか)も出来れば決定しておいた方が良いと思います。又、加工により、結構ソリ、表面粗さによる寸法誤差も出ますので、細かい所まで決めて加工した方が間違い無いと思います。