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振動環境でのサラねじの設計検証について
- 振動環境下でのサラねじの緩みに対する設計検証方法について教えてください。
- 振動がある時と無い時のサラねじの緩みトルクを比較し、差が無いことを検証する方法について教えてください。
- サラねじとナベねじ+バネ座金の緩みについて比較検証を行う方法について教えてください。
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サラねじは、雌ねじの芯とサラ加工穴の芯を合わす事が難しく、 厳密に云えば、サラねじはサラ加工穴に片当たりしてセット されます。 因って、振動等が加わり緩み易い環境では、あまり使用しません。 また、使用に当たっては、前述の片当たりしない工夫をして使用します。 (ミスミさん等に、その工夫ユニットが有った筈です) 以下に、ねじのサイトを紹介しておきますので、随時確認してみて下さい。
多くの方が御回答されている事も有りますので少し参考までにと思い御連絡致しました。 気温によって膨張変化があります。 材質によって膨張係数が違いますので、膨張係数を御確認した方がより良い方法が見つかると思います。 鉄道のレールには、隙間がありますが伸び縮みするレールを考えた隙間です。 固定ボルトに付きましてもレール程では無い物の伸び縮み致します。
一般に皿ねじはサラモミの中心と穴の中心のずれ公差や,傾きによりねじ頭 の頭の座面のあたり具合が変わります。つまり六角ボルトに比べて,締付け における信頼性に欠如します。仮に穴とサラモミを高精度で仕上げ,インパ クトレンチなどでトルク管理して締め付けても,締付に対する信頼性には やや不安が残ります。とくに振動のある環境で使用する場合は座面の粗さも 影響します。粗さ曲線の山がつぶれることでも緩みが発生します。 荷重条件が小さい場合は適用可能かもしれませんが,環境条件を考えると サラねじはお勧めできません。サラねじは多少緩むことを許容できる場合に のみ使用できると考えています。とはいえ,機能面でサラねじの便利なとこ ろもあります。サラねじに固着剤は必要条件だと思いますが,これをを使用 して長期間使用したことはあります。
回答3さんにある「皿ネジ+皿ネジ用歯付座金」を使用しているメーカーが あることを知っている。C/Vメーカーだが振動の掛る駆動部分に使われていた 流石にトップメーカーは違うなっと感じた。恐らく緩み止め効果もUPすると 思います。振動試験については参考URL中の との比較が判り易く参考になるか
ナベネジ+バネ座金が問題なし、との見解なら 皿ネジ+皿ネジ用歯付座金は如何でしょうか? JISB1251に有ります。
理論的な保証ではないですが、ゆるみ止めの方法もいくつかあるようです。 No.18786の回答1,2,3あたり。
加速実験すればよろしい どのくらいの頻度で振動すするか想定して >>常時振動のある環境(鉄道沿線)で といっても 電車でも24時間動いてるわけではなく 止まってる時間もあるし整備している時間もあるはずなので その間を推測して計算する 推定8時間稼動 なら 一日で3日 と同等 1年で3年分です 20個位ベンチにかけ 抜き取りで(一ヵ月毎)抜き取り 増し締めトルクを計る(ゆるみかもしれないがそれは各自の判断) エクセルでプロットさせ 近似曲線を求め 10年後を推測すればいい ただ緩みと時間はあまり関係ないと思う だんだん緩むというより一気に緩むと思うから
お礼
ありがとうございます。 加速実験により推測する方法は考えにありませんでした。 今回は実験している時間が取れるか分かりませんが検討します。