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ばね材についての質問|WPAとWPBの違いとは?
- ばね材のWPAとWPBは、引張り強さや機械的強度などが異なります。しかし、具体的な処理方法などの詳細は不明です。
- 一般的に、SUS304はWPB、SUS316はWPAが用いられていますが、その理由は不明です。
- 一般的なイメージとしては、SUS316も機械的強度が強いWPAを使用すれば良いのではないかと思われますが、実際の設計や製造工程には他の要素も関与しているため、使用するばね材の選択には様々な要素が組み合わさっている可能性があります。
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SUS304やSUS316は、防錆効果上、熱処理によって硬度を上げていません。 加工硬化を利用して、硬度を上げていますが限界もあります。 以下のURLで物性等を確認して下さい。
ばね材のSWP-AとSWP-Bの違いは引張り強さの違いだと思います。 素材のSWRSxxAとSWRSxxBと関係あるのかもしれませんが?。普通、SWRS82Aが多いから、Mn量は関係ないかも。 同様に、SUS304-WPAとSUS304-WPBも同様に引張り強さの違いだと思います。 SUS316-WPAは特殊な耐食性や磁性の少ない事で選ばれると思います。 しかし、高い引張り強さを出せないのでBがないでは・・・。 ピアノ線のPIANNOに対し、ステンレスのPはSPRINGのPと私は理解しています。WはWIREでA・Bは強度と・・・・。 住友電工スチールワイヤーや鈴木金属工業で検索してみてはどうでしょう。 http://www.sei-ssw.co.jp/products/spring/stainless.html http://www.suzuki-metal.co.jp/products/pianosen.html
お礼
A・Bは単純に引張り強さの数値で分けていて、SUS316はもともと材料自身の強度が低いのでBに分類される強度の線材が作れないということですかね? ありがとうございます。
WPA,WPBですが、製造時に線にしていくのですが、そのときの硬化の させ方で硬度の違い(加工硬化で違いを出していたと記憶しています)を 出し、WPAとWPBに分けています。 その硬度の違いが、機械的強度の差に影響しております。 次にSUS304にWPBが使われている理由ですが、SUS304は一般に、WPBしか 作られていません。したがい、SUS304-WPAで発注しても、ばね屋はSUS304-WPB を納入します。何故WPBしか作られていないのかは、私も理由は知りません。 SUS316に関しては、使用実績がないので、これも私には不明です。
お礼
ありがとうございます。 線にする時の加工方法の違いで硬度差が生じてAとBが出来るのですね。 素人考えでAよりBのほうが強度が強いのだからBの方が良いに決まっているのにSUS316にはAしかないということはBの加工が出来ないということなんでしょうかね?
SUS304とSUS316では防錆性が違うはずです。SUS316の方が防錆性が高いと思います。又、価格も高いはずです。同じ物性のもので有ればSUS304の1種で良いですがより高い防錆性が必要の場合にSUS316が使用されているものと思います。又、SUS304がWPBでなく、WPBにはSUS304がWPAにはSUS316が使われているものと判断します。WPB、WPAの表示で材質が何かが解るようになっているのでは無いでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 耐食性はSUS304<316ですね。 SUS304、316共にWPA・WPBが存在するみたいなのですが、A種・B種の違いと使い分けがよくわかりません。
お礼
SUS316は加工硬化での強度upではB種レベルの引張り強度に到達できないということでしょか? ありがとうございます。