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DCモータの修理方法と注意点
- 約35年使用のDC90Kw440V4Pモータが最近2-3回/日停止する。再起動させると(1-3回)運転出来る。
- モータの絶縁抵抗が600Vで0Ωであったため、モータを分解し、コミテータ部の溝を清掃し、コイル回りをエンジンクリーナーで清掃。
- 修理後、モータの絶縁抵抗は2MΩに上がったが、停止回数はあまり減っていない。モータを交換するための注意点もあります。
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本当に運転中絶縁抵抗が2MΩあるモーターなら、それが理由で停止するとは思えません。 停止理由は他にあるような気がしますが。。 それは置いときまして コイル洗浄に使われたのがエンジンクリーナーとのことですが、これがいわゆるパーツ&ブレーキクリーナーのことなら、マズいです。 即乾の揮発性の高いクリーナーだと結露が起こりコイルが水浸しになる可能性があります。 絶縁を上げるにはスチームクリーナーで高温の水で洗浄するか、絶縁性の高い溶液で洗浄した後、全体が90度前後になるよう高温乾燥を1日ほどして、絶縁が上がったところでワニスを流し込み、さらにワニスを固めるために乾燥させます。 もし絶縁が上がらなければワニス処理はせずに何度も繰り返します。 本音を言えば電動機の業者に任せた方が確実です。
> 約35年使用のDC90Kw440V4P 最近2-3回/日停止する。 かなりイニシャルコストはかかりますが、最近DC→サーボに変更される場合も多い様な気がします。 これから先の設備の使用年数や、止まった時のデメリットなどを考慮されての検討も必要かと・・・。
>絶縁抵抗600Vで0Ωです これが気になります。0Ωでなく絶縁抵抗の低下であれば、洗浄、乾燥、ワ ニス処理でいいと思いますが、0Ωということはどこか致命的な絶縁物の損 傷がありそうです。 >天日で4時間乾燥したら2MΩになった 絶縁抵抗がある程度回復した状態で耐電圧を測定してみてください。2E+ 1000V(定格が440Vならば、1880V)の耐圧が確保できているなら、洗浄、 乾燥、ワニス処理で絶縁抵抗が低下しないように処理すれば再利用に問題 ないと思います。 2E+1000Vの耐圧が確保できずに、大幅に下回る状態であれば、コイルの絶 縁に致命的な問題がある可能性大です。 リークしている箇所を探し出して、個別に対処することができなければ、 全体を巻き直した方が良さそうに思います。
お礼
早速アドバイス有難うございます。補助コイル4個は絶縁がよく、大型コイル4個が悪かったそのリーク箇所を探し出す事は出来そうにありません。従って巻き直しを検討します。