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中国のローカルダイキャスト業者の選定方法
- 現在、ダイキャスト部品の設計をしております。その部品を量産するに当たり、中国のローカルダイキャスト業者にお願いしようとしています。工場見学の際に、どのような項目をチェックすれば優良な業者と判断できるのでしょうか?
- 中国のローカルダイキャスト業者の選定方法についてご質問です。ダイキャスト部品の設計をしており、量産をお願いするために工場見学を計画しています。優良な業者を選ぶためには、どのようなポイントをチェックすべきでしょうか?
- 量産するダイキャスト部品のために、中国のローカルダイキャスト業者を選ぶことになりました。工場見学の際に確認すべきポイントや優良業者の判断方法についてアドバイスをいただけますか?
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13年間、東南アジアで駐在してました。その経験上からの参考として頭に入れて頂ければ幸甚です。 実際の業者選択手法としては他の皆様が回答している内容で良い(ってかしかない)と思いますが、中国地場の業者って事なので 1)法人は社長の個人資産に成っているか? 2)経営陣に一族以外の人間は入っているか? 3)取引先(彼らの顧客・サプライヤー)からの評価? も重視してください。 中国では良い経理は支払をしないように持って行く経理とまで言われ、試作品については素晴らしい出来の物を持ってくるが量産品は全くのおもちゃレベルって事が頻繁に起きております。ISOやTS持っていても向こうでは金で買ってる所も多々あり(他の回答者さんが言われてる実践されているかどうかです) 東南アジアでも華僑系の経営会社では同様の事が起きており基本、独善思想で 経営者自身の人を良く見て思想を聞く事が後々後悔しない結果になると思います。 1) 個人経営の社長崇拝絶対主義会社の場合は巧くいく人間ならばOKですが95%ぐらいの確立でNGが多いですよ。最も決算書見る訳にはいかないですから話の内容からの判断しか無いでしょう。向こうの人間では自己誇張(自慢?)はありがちですから。 2)一族経営の場合、前述の(1)になりがちで特に全く関係の無い内容からのチャチャが入ることが有ります。 3) 最も確実で簡単な方法で彼らの取引先で日系企業があるはずです。そちらの購買担当者に連絡すればよっぽど嫌な人間じゃなければ問題なく彼らの状況は教えてくれるはずですよ。海外に駐在する日本人であれば例え彼の個人判断が有ったとしても、そうなった過程があるはずです。それが2つ回答重なればまず間違いないでしょう。 ISO実践ですが小生、以前新規の品質監査に行って、その帳票の素晴らしさに驚いていたんですが、現場は全くの論外!って経験があります。 逆に帳票なんてのは教えれば出来るんでそれよりも現場を良く見ることです。 例えばバッチ炉での温度・時間管理で工程指示は200度の4時間とします。 現場のバッチ炉にある温度センサーの位置やその数量が信憑性あるものか否か?更にその作業で品物が山積みになって炉に入ってないか?(山のテッペンと中心の温度は差ができます)その現場での記録は取れているか?等々です。 ちなみにこれらは帳票確認では全てクリヤーされてて現場で全く違った内容の一例です。 参考になれば幸甚です。
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中国在住です。 他の回答者さんが色々とアドバイスされておられるので、それ以外のことを少しだけ。 1.通訳 レベルの高い通訳といっても、専門用語までが分かる通訳を捜すのは難しいかと思います。 同じ中国人同士の会話を聞いていても、意思疎通が出来ていないことが多く、言ったことと聞いたことが全く違うこともしばしばです。 一を聞いて十を知る、というのではなく、一を聞いて全て分かった気になる、という勘違いが多いように感じます。 中国に貴社の工場があるということですので、そこから通訳の応援をお願いすることは出来ないのでしょうか。 hojunさんの文章の中の単語が少し分からなくても、分かった気になって通訳して、とんでもない答えが返ってくることもあります。 相手の返答が、トンチンカンな返答であれば通訳がおかしいとなりますが、会話が成り立つような返答であれば、通訳の拙さは分かりません。 皆さんが言われておられるように、記録等の確認を中心にチェックされるのでしたら、通訳のレベルはそう高くなくても良いのかもしれませんが。 2.メーカーの国籍 平均的に考えれば、日系若しくは外資系はコストが高いとなりますが、全てではありません。 日系の中にもローカルに負けない価格で頑張っておられるところもたくさんあります。 逆にローカルでも外資系と変わらない価格のメーカーもあります。 価格差はどこから来るのか?と考えると、安い価格のローカルの場合、設備の減価償却を考えないところが多いようです。 設備を借金して買うというメーカーは少ないですから、買ったものは既にお金を支払っている、支払ったものに対してコストを考える必要がどこにある?という理論のような気がします。 単純に言えばキャッシュフローが増えれば黒字、減れば赤字という経営です。 そのようなメーカーは、製品の難易度も考えずに見積を出しますから、サンプル品は合格、でも継続して品質を保証できないから、量産開始後は不良品の山で、最後には出来ませんと平気な顔で断ってきます。(不良品の補償-ラインストップ等の損失も含めて-を求めることすら不可能かもしれません) 設備の償却や品質保証の可否をしっかり考えて単価を出すところは、外資系と比較して大きな差がありません。 後は皆さんが言われておられるように、ISOやTSを取得しているのであれば、それらの現場での運用状況の記録を見ながらしっかり見られては如何でしょうか。(金で買ったものかどうかはすぐに分かります)
中国には行った経験はありますか。 私からの老婆心です。私も東南アジアへ行き、1週間もたたないうちに腹痛を起こしました。現地の人が飲んでいる水を飲んだせいだと思います。日本から持っていった正露丸なんかはまるで効果なく、現地で販売している「熊の胆」みたいな薬でやっと治りました。腹痛はその後数回経験しました。 水等には十分注意してください。
一般論で済みませんが、 御社のお客様に最も説明しやすいのは、そのダイキャスト工場が ISO 9000やISO 14000を取得してきちんと維持しているということです。 まずは取得しているか否かを尋ねて、yesであれば毎年の監査の状況が どうであるか質問してみることも有効と思います。 品質(環境)問題が起きた事例を求めて、その問際をどのように処置 (改善)したか聞いてみましょう。ISO 9000やISO 14000を取得して きちんと維持していれば、マネジメントシステムとして要求される内容 なので提示することができる筈です。 その際に改善した工程とか、活用した設備などがあれば、現場を確認し ましょう。
お礼
回答有難うございます。 小生は、業者訪問が初めての為、頂いたアドバイスは参考になりました。 ISOや品質問題の事例、改善内容の確認は必ず確認したいと思います。 貴重な御意見有難うございました。
例えば大連市の金型工業団地は、毎春、東京・大阪で交互に開催される インターモールド展などで積極的にPRを展開しており、日本からも多く の視察団が訪問しているみたいですね。 工場見学には、生産技術や品質保証関係の方は同行されますか? 量産品ですから、回答(1)さんがご指摘の通り、現場における工程・品質 管理状況が重要でしょう。設備の新旧やメンテ状況(綺麗に使用している か?)も要チェックです。先入観を抱かずに、日本メーカの取引先を探す のと同じ気構え・目線で臨むことをお奨めします。 設計者のお立場としては、図面を提示して先方とのディスカッションで 技術レベルを推し量ることが肝要です。的を射た鋭い質問がきたりします。 なお、図面には必要十分な指示を書き入れることをお奨めします。 (例えば一般公差であっても重要部分にはキッチリ許容値を記載) 日本メーカの取引実績の有無も判断材料のひとつになるかもしれません。
お礼
回答有難うございます。 工場見学には、弊社中国工場のスタッフ+弊社資材関係者+小生(設計担当)が訪問します。 もし、業者の設備が、中国製の場合は避けたほうがよいでしょうか? アドバイス頂きました、先入観を持たず、厳しい目線で臨みたいと思います。 有難うございました。
通訳はいますか。日本人それとも中国人。 通訳が日本語のわかる中国人でも日本人の言いたいことを100%理解し、通訳できるかどうか? もし、仕事を依頼する場合、日本人が常駐しますか。それとも丸投げですか。 工場見学の際の勝手なアドバイス 1、経営者は継続して仕事を引き受ける人かどうか。採算が合わなければ途中でも仕事をやめるかも? 2、5管理;品質、納期、コスト、安全、モラールの確認 工場内の5管理の表示等があるか。品質、納期は要注意。 3、連絡手段;日本人が実施しているような連絡は期待できないと思います。 4、日本人に対する信頼があるか。 多分、日本人が考えている中国人感と中国人が考えている日本人感は相当違うと思います。何故こんなことを記載したかというと日本人の面汚し(例えば礼節をわきまえてない等々)をしている日本人が結構いますよ。 最後に中国で御社と同様な仕事を依頼している会社を調べ、相談に乗ってもらうことをお勧めします。宜しく。
お礼
回答有難うございます。 ローカルメーカーは日本語NGの為、通訳を手配予定です。 通訳のレベルは高い人をお願いしますが、こればっかりは行ってみないと分かりません。 依頼する場合は、立ち上げの際には私が立会い、安定したら丸投げする予定です。(中国に弊社の工場が有る為、何かあればそこのスタッフに依頼する予定です。) あと、中国でローカルメーカーと取引している業者と取引があるので相談してみます。 貴重な情報有難うございました。
お礼
回答有難うございます。 頂いた回答につきまして、質問させて頂きます。 回答頂けると幸いです。 1)法人は社長の個人資産に成っているか? →社長の個人資産とそうでない場合では、どのように違うのでしょうか? どちらが良いのでしょうか? 2)経営陣に一族以外の人間は入っているか? →入っている場合と、入っていない場合ではどちらがよいのでしょうか? 3)取引先(彼らの顧客・サプライヤー)からの評価? →質問をして、回答を貰えるのでしょうか? 仮にもらえた場合、真偽はどう判断すればよいのでしょうか? あと、ISOの実践の有無は、資料の提示を依頼して見せてもらえるものなのでしょうか? 質問ばかりして申し訳有りませんが、御協力の程、宜しくお願い致します。