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SPCCまたはSPHCはSS400の薄板か?
- SPCCまたはSPHCは、SS400の薄いものと考えていいのでしょうか?
- SS400を使いたいが、薄いのでSPCCにした。という考えはどうなんでしょうか?
- SPCCまたはSPHCはSS400の薄板として使用できるのかについてご質問です。
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SPCCのJIS規格(G3141)では耐力や引っ張り強さが規定されていません。 しかし、SPCCTという規定(SPCCで強度補償をしたもの)で 270N/m?となっていますので、これ以上の機械的性質は 望めないでしょう。 あと、国内のエ○ベータのメーカーが強度不足の為、問題となった 事件が昨年ありましたが、これはSS400を使用しなければならないところを SPHCを使った為です。 SS400とSPHC、SPCCを同じ物だと考えないほうが良いと思います。 但し回答(2)さんの言われるとおり3.2ミリ未満でSS400を探し出すのは 困難だと思われます。どうしても強度的に必要な場合は 弊社の場合、高張力鋼板などを使います。
回答2が正解 SS400は 規定最小引張強さ400N/mm2の材料 JIS G3101 SPCH・SPCCは 規定最小引張強さ270N/mm2の材料 JIS G3131 SS400とSPHC http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3161995.html SPCCとSPHC http://www.ai-link.jp/free/technical/bend/1_3.html 簡単に書くと SPCC・SPHCは、SS400よりふにゃふにゃです ただ、薄板の場合、強度をあまり必要とできないため、 SS400をSPCCに変更と言うことはできます ただ、SPCCの曲げ物をSS400にするのは、難しいかもしれません
同じ鉄でも製造工程が違います それぞれ特性 市場性など向き不向きが有ります どのようなところに使用するか、 製作数 条件等 提示ください
>SPCCまたはSPCHは、SS400の薄いものと考えていいのでしょうか? 結論からいうと規格が違うのでまったく別の材料ということになる。簡単に その違いは、SS400は引張強度など機械的性質が規定されているが化学的成分 はPとSのみ規定されている。つまり極論は強度があれば中身は御任せの材料 逆にSPCCまたはSPCHは、薄物の曲げ加工用に規定された材料だと思いますが、 引張強度など機械的性質が規定されて無く化学的成分はPとS、C、Mnも規定されている。つまり曲げ易く欠陥の生じないような材料規格と言えると思います 一般にt-3.2以上の厚板で、強度をある程度必要なものはSS400としてますが、 それ未満の薄板でSS400と発注しても、逆に入手が困難にもなってしまいます 官庁関係仕事で材料証明書などを要求されない場合以外は左程気にしません 最後に、ボルト材料でもSS400と注文しても実際問題として入手が難しいです 一般的には市販品はSWRMという加工し易い材料などを使っているらしいです 従って圧力容器などの場合は、この点を注意しておく必要があります
データを見ないで書いてますが、成分的にはそう見て間違いないと思います。 SPCCの強度は冷間圧延によってかなり上昇するので、薄いほどSSより良い方に変化します。