- 締切済み
金型かじりでチッカをする理由
- 金型かじり防止のためによくチッカ処理をしていますが、そのメカニズムはどのようなものでしょうか。
- 金型を扱っている際に金型かじりが発生することがありますが、チッカ処理によってそのリスクを軽減することができます。
- チッカ処理によって金型の表面硬度を変えることで、かじりによるダメージを防ぐことができます。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
こんにちは 専門ではないのですがかじりはなぜ起こるのでしょう。 金属の表面は微細な凹凸があります。 金属同士が高圧下でこすれるとき凸部に力が集中し溶けて微細ながら溶接します。しかし摺動しているため剥がれます。剥がれることで余計表面が荒れます。この繰り返しで最後にはくっついて動かなくなります。これがかじりのメカニズムと思います。 チッカすることで硬度が上がり溶けるまでの圧力が高くなるため、かじりにくくなります。 母材と相手材の硬度を変えると片方は溶けるが反対側は溶けないのでかじりにくくなります。 また上記現象から摺動面を磨くのもかじり改善になります。
確かに一理ありますね。 しかしパンチング金型などの場合、ガイドと刃物が同じ様に膨張してしまうと、ガイドの穴が狭くなるのに対し刃物は大きくなる・・・そうするともろにかじってしまう・・・なんてのも考えられないでしょうか?^^; 私ももっと勉強が必要ですね。
手っ取り早く言うと、 鉄の組織の中に窒素原子を浸入させて、格子結晶に歪みを与えると、 硬くなるのであります。 ネットで「窒化処理」を検索して、幾多の解説を読み、 「金属材料」の教科書も読んで見て下さい。 その上で未だ分からなければ、再度の書き込みを。
メカニズムというのは、チッカ処理の具体的な内容でしょうか?それともなぜチッカ処理をして高度を上げる必要があるのかということでしょうか? 後者なのであれば、私は理論的に言うことが出来ませんが、パンチにチッカ処理を施しダイの高度に差を付け、耐摩耗性や耐熱性をダイの材料と異なるものとする事で、かじり防止になるのではないでしょうか?全く同じ材料でパンチとダイを組み合わせると、熱による膨張率等が同様な為同時に膨張を起こしかじりに繋がる・・ということではないでしょうか? 私も勉強不足な為、一つの意見又は考えとして受け取ってくださると幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 膨張率が一緒だと、同じ分だけ大きくなるので、 かじり憎くなるような気がしますが、いかがでしょうか。 ただ、大きさが違うので、温度が違ってそこに差は生じるかもしれませんが。 自分ももうチョイ調べてみます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 いただいた言葉を頼りに材料の本を読んでみます。