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成形条件、ゲート等による反り・ヒケ対策
- 成形条件、ゲートの選択により反りやヒケを防ぐ方法について悩んでいます。
- 現在、材質はABSで、ピンゲート2点を使用していますが、反りが大きくなってしまいます。
- 考えられる対策として、板厚を1.5mmにすることやサイドゲート1点への変更を検討しています。
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射出成形品のボスの原則は、基盤の厚み(t)に対し、高さは、h<3t、径は、φ<t、です。従って、平板の厚み(2mm)に対してボスφ=5.5mmが太すぎる、2mmが薄すぎるのでは。 ボスが内側に傾いている(?)、巨大(?)ボス4本の熱容量の大きさが冷却されにくく、薄い平板の外周部の冷却の速さに遅れてしまい、内側に倒れる(?) ボスは勿論しっかり抜き勾配あって、離型抵抗変形はなし(?) ピンゲートの径が小さいのは反り、ヒケともに良くない、通常は、薄くない平板のセンターにずばり大きく一点。
御苦労様です。 ヒケはボスの裏側に出るのですか?なら金型の肉逃げを増やす。 ヒケが全体にでるのであれば射出速度を遅くしてみれば? 成型樹脂温を下げても効果あります。 そりに関してはアニールしました。 四角形状の経験者より
お礼
ありがとう御座いました。 できれば行ないたくなかったのですが、アニールも考慮します。
採用が難しいかもしれませんが幾つかの方法があると思います。 1)射出圧縮成形 平面全体に均等な低い成形圧がかかることでほぼ平面になります。 ただし専用の成形機と金型構造が必要になります。 2)35mm側にフイルムゲート 多点ピンゲートでは反りは少なくなりますが解消できません ゲート部が凸凹の反り変形が発生します サイドゲート1点は多少の効果があるでしょう 3)ヒートアンドクール成形 専用装置と金型がないと出来ません。 最近の液晶TVの前面パネルは単なる平板2.5mmですが 裏ピンゲートでほぼ平面ができてます。 各社の出来栄えに多少の差がありますが参考になるでしょう 板厚を薄くすることは逆に高圧が必要で反りも多く ヘナヘナになってしまいます。
お礼
ありがとう御座いました。 費用の面もありますので、まずは板厚を下げない方向で検討したいと思います。
成形屋ではありませんので参考にならないかもしれませんが・・・。 テーブル形状が丸か四角なのかわかりませんが、 ・ピンゲート数を増やす。丸なら最低3点。四角なら4点。サイドゲートはより効果あるかと思います。 ・ボスのある面に、反り防止用のリブを立てる。 ・反りは温度差によるので対策が難しいので、反りを抑えヒケ対策に重点をおく。射出圧力や速度を上げ、保圧時間を長くする。(この対策は質問者さんのほうがご存知と思います)
お礼
ありがとう御座いました。 参考にさせて頂きます。
お礼
ありがとう御座いました。 抜き勾配も再検討してみます。