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モーターブレーキ電源の直流切りについて
- モーターブレーキ電源の直流切りについて知りたいです。
- モーターブレーキの開閉における直流電源と交流電源の違いについて教えてください。
- 直流電源の開閉においてアークが発生しやすい理由について教えてください。
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直流の開放では接点間にアークが生じ安く自然に消えることは無く接点の焼損につながりますので一般的に直流専用に消弧機能を備えた直流遮断機が使われます。 アークの発生原理は接点が物理的に開放される過程で微小な間隙から十分な絶縁耐力をもつ間隙まで連続的に離れるため一旦微小な間隙に発生したアークは回りの空気をイオン化してさらにアークし易い環境に陥る繰り返しにはまりますので不活性ガスを充填したり真空にしたり磁石でアークを吹き消したりします。
参考URLに代表的なリレーLY-1の定格を貼っておきます。 DC電流が遮断しにくい理由は#1,2さんが既に説明なさっています。 833ページのグラフ(開閉容量の最大値)をご覧ください。 DC90Vの場合,誘導性負荷とすると開閉できる電流の最大値は0.6A程度です。 交流の場合,誘導性負荷でも10A程度開閉できることが同じグラフから読み取れます。DCとACでは大きな違いがあります。
(1)の通りなんですが、本当に蛇足を… オシロスコープで見た波形を想像してみてください ACの波形は、スイッチやリレーで切らなくても0Vのところをクロスしていますよね それが「アークをひっぱっても電流が切れるところ」です DCの波形は、自分から0Vへクロスしようとはしませんから、飛べるだけアークを飛ばしてくれます(正しい表現ではないかもしれません) それでご質問のような違いが現れると考えたら分かりやすいでしょうか
ACはアークをひっぱっても電流が切れるところがありますのでそこで消えます。DCは一方からもう一方へ必ず流れますので(ゼロクロスがない)接点が 痛みます。私の経験では通常のLY1などの接点では1年程度の寿命でした。 (当然ブレーキによってちがいますが)マグネットの接点3つを直列に接続してからはクレームはありません。ZNRも入れてます。