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制御盤内電線の選定について
- 制御盤内の電線サイズについて教えてください。
- 制御盤の改造にあたり、盤内ブレーカから装置まで100mm2の太いケーブルで配線する必要があります。職人さんからは柔らかい線を選定してほしいとの要望があり、日立電線のMLFCの100mm2を考えています。この電線はIVと置き換えて使用できるでしょうか。
- 制御盤の改造に際して、盤内ブレーカから装置までの配線には100mm2の太いケーブルが必要です。柔軟性のある電線を選びたいとの要望があり、日立電線のMLFCの100mm2を検討しています。この電線はIVとの置き換えに適しているのでしょうか。お答えいただけると助かります。
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No.2の方の回答の通りです。 経済的に済ませるなら、KIVでIVと同じ太さで配線されるとよいでしょう。 (IVに比べ素線の太さが細く、本数が多くなるので、やわらかく曲げやすいです。)MLFCは少々値段が上がります。 MLFCは、導体許容温度がIVとKIVの60度なのに対し、MLFCは最高110度となります。 導体許容温度を何度として計算するかによって、流せる電流値は変わります。 導体許容温度が高いほど多く流せます。 ですから、同じ周囲温度条件でも、MLFCは導体許容温度を高くできるので、 多くの電流を流せる訳です。(言い換えれば、同じ電流を流すなら、 サイズダウンが可能ということです。 MLFCの100SQですと、周囲温度を40℃とした場合、 導体許容温度=60度のとき、244A(この値はIVと同じ) 75 、321A 90 , 384A 110 , 455Aという風になります。 但し、配電盤、制御盤内で使用する場合、温度上昇を配慮する為、 通常、導体許容温度を90度以下として計算します。 他にも条数(束ねる本数)が多くなると、流せる電流値が減少するなど、 条件がありますが、省略します。 盤屋さんでは、IVで100SQなら、MLFCに置き換えるなら、60SQ 或いは更に余裕を見るなら、80SQを使っています。 MLFCはメッキしてあるため、多少固く切りにくいのと、 素線をよってあるのが集まっている構造のため、案外曲げにくいです。 参考になれば幸いです。
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MLFCを使用可能かどうかを判断する最大の問題は官公庁向けか否か? それだけでほぼ決まります 民間向けならそれを使用禁止する法令は存在しない もちろん設備を導入する客先の社内規定でMLFC禁止が謳ってあれば使えません 官公庁向けはJIS規格遵守厳守の場合が有ります MLFCは相当するJIS規格がありませんので厳密には使用不可の場合があります それは技術論では有りません ただ、単なる前例主義なだけです 導入する官公庁にMLFCを使用した実績が有れば許可を得るのは容易い 導入する官公庁にMLFCを使用した実績が無ければ許可を得るのは困難 ただそれだけの事です 多くの重電メーカ製キュービクルにはMLFCは良く使われています それが官公庁向けであったとしても 担当者がそれを認識してるかどうかが問題になりますが
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いいと思います。 作業時間もコストのうちですから少し材料代が高くなっても相殺できるでしょう。
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初めまして。 IVの100SQですと許容電流値は周囲温度を40度としたときに244Aです。MLFC(WL1)ですと、80SQになります。実際に流れる電流値によっては60SQでも足りるかと思います。 布設の仕方によって減少係数が異なってきますのでご注意下さい。
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KIV(可とう性の高い電気機器用IV)、LMFC(可とう性難燃架橋ポリエチレン絶縁電線ーたぶん上記のMLFCと同じでメーカーにより呼び名が違う?(これは古河))で、良いかと思います。
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