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灯油・軽油・重油の自動発火点とは?
- 灯油・軽油・重油の自動発火点は各燃料の引火・自己発火しやすさを示す指標です。
- 自動発火点は同じ環境下でも異なることが多く、参照先によって範囲にバラつきがあります。
- 日本の危険物取扱関連書物に記載されている数値が設計に参考にされることが多いですが、規格によって定義されている書物は存在しないようです。
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「自動発火点 」は発火点と同義としてよいでしょうか? このような物性は「理科年表」はじめ各種ハンドブックに記載されてますが物理的計算式や原理がある訳ではなく大学の研究室や工業試験場のような研究機関が市中から各銘柄、ロットを買い集め試験してデータを集めます。 石油製品などは各社原油油井による違いを均一化したり機能性向上の為に各種添加物を加えるので試薬のように純粋な物質では無いので当然ばらつきが出ます。 よって発火点を厳密にコントロールしたいなら銘柄、ロットを指定してメーカーに当該性能を満たすロットの発注をする事になりますが石油製品ではきっと最小ロットが巨大だと思います。 追記。 蒸気圧と大気圧(大気中の場合)も大事なパラメーターになります。
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発火点(Ignition Point)とは、 可燃物を空気中で加熱する際、他から点火されることなく、自ら発火する 最低温度をいう。 発火点は同一物質でも、条件によって異なる。 自然発火温度とも呼ばれる。 以下がその内容です。 http://www.eneos.co.jp/binran/glossary/jp_ha/ha15.html 他にも、 http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/kag/kag_yogo.html http://www.safe.nite.go.jp/management/term/termCategory/term-Emain.html#221 http://www.research12.jp/sanchu/yougo/yougo.php?select1=6 さて、“自動発火点”は?です。“自然発火温度”だと思います。 そして、たの回答者さんも記述していますが、発火点は同一物質でも、条件に よって異なるので、微妙な成分濃度や添加剤等で異なります。 色々な資料をデータ化して、貴殿なりの温度を設定して下さい。
お礼
ありがとうございます。 英語で「Auto-ignition temperature」との記載で、日本語に「自動発火点」とありましたので、このように記載しました。 やはり、発火点は熱力学物性に基づいた推算式での算出はできないのですね。 石油精製元に問い合わせてみたいと思います。