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樹脂の型作りについての質問
- 樹脂の型作りについて知りたい
- 型は3Dデータから作るのか他の方法があるのか
- 抜き勾配が必要な理由について教えてほしい
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みんなの回答
日本では基本的に図面ですね。 ただ、3次元データのやり取りが主流となっている現在では、図面を引かず3次元のみ、または図面と3次元データをワンセットで引き渡すパターンが多いです。 むしろこちらの方が開発期間の短縮にもつながりますから、引き合い検討や外注に出す前に、お互い何のソフトを使っているか?の交通整理をした方が良いでしょう。 型屋さんは形状さえ出てくれれば型設計できますから、中間ファイルでも商売は可能です。 その際、STEPなのかParasolidなのか、中間ファイルの種類を抑えておく必要もあります。 抜き勾配やフィレット等については、出来るだけ入れた方が親切でしょう。 なにしろデータからそのまま加工用のGコードに落とすわけですから。 でないと型屋さんの判断で、入れてほしくないところに勾配が出来たり、PLやEPを持ってこられてしまいます。 型屋さんとそういう検討をする時のためにも、図面は引いておいた方がいいですよ。 変更箇所はなるべくこまめに記録して、あとで何故こうなった?という騒ぎにならないためにも、情報の共有・開示だけは忘れないでください。
CADデータをCAMでNCフライスなどに落とし込んで削る方法が一般的です。 場合によっては切削だけでなく、放電加工で行う場合もあります。 抜き勾配は基本的には要ります。ものによりますが、大体1°あれば十分のようです。但し、極端に短い場合は無理矢理抜くこともできますが、変形の恐れもあります。
基本的には外縁線を辿って割り型とします。それが無理なら、3分割、スライド機構を用いて分割します。現在ではその作図は専用CADで自動的にやってくれます。 製作イメージは下記のURLでも参考にして下さい。 http://www.nikkei-web.co.jp/dflow.html http://www.katch.ne.jp/~tenwa/kata.htm もし本気にやる気があるなら、下記図書を購入して勉強してください。 「金型設計・加工技術」 武藤一夫 高松英次(著) 日刊工業新聞社(発行)