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マグネシウムの機械加工について
- マグネシウムを使用した機械加工を検討中です。
- マグネシウムは高速組立機の可動部分の軽量化に有効です。
- マグネシウムは一般には流通していない材料ですが、機械加工性に優れています。
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ダイキャスト品もマグネシウムで作られています。 電動工具のハウジングとかパソコンの筐体、高速で動く機械の内部部品としても 使われています。ダイキャストの場合は合金として使うため純Mgほど燃えやすくありません。 それでも燃えますが。 ダイキャスト化する場合、注文数は、数万から20万程度になります。
銅やアルミの合金ほどメジャーではありませんが、 材料は流通はしています. ただ、アルミよりもはるかに燃え易い金属で、 誰でも加工してくれる材料ではありませんので、 加工コストはそれほど安くないと思います. 専門に加工しているところなら、 安全装備にそれなりに金を掛けているハズで、 そういうのは最終的には加工賃に反映される訳ですから. また、比較的燃え易く、一度火が出ようものなら 手が付けられなくなる可能性もある金属ですので、 その点は注意して採用する必要があるかと思います. 高価な機械が、火が出ました灰になりましたでは済まされません. 動くという事は、間違ってぶつかったり擦れたりする可能性もある訳です. マグネシウムの塊に火をつけたからと言って、即爆発する訳ではありませんが、 マグネシウムは性質をよく理解した上で使わないとあとで恐ろしい事にもなります. マグネシウムの切り屑に溶接の火花が引火して死者が出た事もあります. マグネシウムのリボンや粉は空気との接触機会が多いので、よく燃えます. 火の気に加えて大量の水気でもあれば、悲惨でしょう.
旋盤屋をやっております。 以前マグネシウム粉末焼結品を加工したとき、 被削性はそれほど良くなかったような気がします、 それと、水溶性切削液は分離してしまうので、 油性切削液を使うか、 分離しない特殊な物を使う必要があります。 さらに、水と反応して水素を発生させるので、 キリコの処理&保存には少々注意が必要です。
少量の規格品販売もありますよ。 機能的にはチタンより劣るように思いますが コスト的にはベターな選択ではないでしょうか。 加工性は良好ですが、機械加工時には発火などの注意が必要です。 切粉は水と反応する事もあるようです。