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スピーカーの音圧を向上する方法
- 現在、スピーカー搭載のモバイル機器を設計しています。音圧が低いため困っています。
- スピーカは筐体の樹脂部品にはまっており、開口部に特殊シート材が使用されています。シート材の制約で音圧を上げるのが難しい状況です。
- 安定的に5dB音圧を上げる方法を探していますが、効果が得られていません。助言をいただけますか?
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>開口を特殊シート材で塞ぐ構造です。 その特殊シートの透過損失が5dBもあるとは思えませんが、このシート材を外して入力レベルを上げると、音圧が5dB上がるのでしょうか? もし上がるのであれば特殊シートをサランネットのような材質に変更するのが一番簡単なはずです。 入力レベルを上げられない理由がシートのビビリであるようなので、 シートのビビリがなければ5dB上がるのではないか? それならばシートの材質を変更すればいいのではないか? ということです。 特殊シートや開口が小さい程度で5dBもの透過損失にはなりませんから。
>>スピーカは筐体の樹脂部品にはまっており、 >>筐体にはスピーカより径の小さい開口があり、そこから音を出します。 樹脂部を薄くして筐体自体を振動させると少し大きくなりますよ
>筐体にはスピーカより径の小さい開口... >シート材で塞ぐ... どちらも音圧を下げる要因になっていると思います。まず、シート材を外して 音圧が上がるかチェックし、上がらない時は開口部の穴の構造を検討する。 シート材が「びびる」と言う事は、その部分で音圧が低下していると思います。シート材の材質、厚さを検討してはと思います。 最近の薄型TVのスピーカ前面は目に見えないような小さな穴がたくさん開いている構造の物が多く、音はちゃんと出ます。 この辺が参考にならないでしょうか。 みなさんが回答されているように、シート材の影響が大きいと思います。 シート材のロスを小さくするには遮音と逆のことをすればよいので、質量則に したがってマスを小さく(密度を小さく、厚さを薄く)すれば良いと思います。質量則については下記URLを参照して下さい。 http://www.acoust.rise.waseda.ac.jp/publications/koyasu/k22.pdf#search='遮音 設計 質量則'