TI コーティング

質問

TIコーティングですが、

ハイス工具にコーティングすることはあっても、

超硬工具にはTIコーティングをすることは無いのでしょうか？

回答No.2

noname#230359

「TI」というのは、チタンの事でしょうか?
チタン系のTiNやTiCN、TiAlN、TiAlCrN、TiAlSiNなどは、
ハイスだけでなく、超硬にも施されます.

まあ、ハイスの表面窒化処理は超硬には無理ですが、
蒸着であればハイスに適用可能なコーティングは
基本的に超硬にも適用できます.

超硬に多く使われるCVD法はハイスには適用できませんが、
ハイスで使われるPVD法は超硬でも使われています.
旋削やフライスのスローアウェイチップはCVDコーティングも多いですが、
ソリッドドリルなど、研ぎ付けの工具は基本的にPVDコーティングです.

ただ、超硬工具はプロ向けになるため、一般消費者向けによくある
「チタンコーティング」という呼び方はまずされません.
金色のコーティングはTiNが殆どですね.
また、超硬工具は、より高い性能が求められているので、
コーティングの主流は金色のTiNから黒や紫色のTiAlNなどに移っています.

補足

ありがとうございます。
CAMの工具定義で

工具の種類の設定で
ハイス　超硬　TIコーティング　セラミックとあったので、

疑問に思いました。

　ハイスでも　超硬でも　TIコーティングをしていたら、

TIコーティングを選ぶのかなと疑問です。

回答No.1

noname#230359

超硬にＴｉコーティングすることもあります。
検索すれば簡単にヒットします。
一例を添付しておきます。

参考URL：

http://www.tungaloy.co.jp/ttj/info_x/p110129.html