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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:S45C調質の硬さ)

S45C調質の硬さと市場性について

このQ&Aのポイント
  • S45Cの調質ロッドの硬さを教えてください。ロッドの用途は薄型シリンダの先端に連結し、相手を押すことです。
  • SS400の生材でも折損はないと思いますが、ロッドの分解が大変なため、S45Cの調質ロッドも考慮しています。
  • 今まではHRC20を多用していましたが、別の業種ではHS38±2がよく使われているようです。具体的な数値が気になると思い質問しました。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

設計上、強さベースでいくか疲労ベースでいくか、皆迷い悩んでいるところだと思います。 強さベースなら理屈上は硬さが同じなら良いので、S45Cなら焼きならしで20HRCくらい、調質ですと25HRCくらいまでいけますからHSだと38というところで、調質でも非調質の焼きならしでも同じことしょう。 疲労ベースでは衝撃値が欲しいので、調質材の1/3程度しか衝撃値の出ない焼きならし材ではいささか不足になるのではないでしょうか。 B坊は本業は加工屋ですが、必要に迫られて設計をしなければならないこともあり、そのとき(邪道ではありましょうが)いちいち悩まなくとも良いように大和久重雄氏の著書などを参考におおむね次のように決めています。 強度部品 φ20以下 S45Cクラス φ20以上 SCM435 SMnC443 焼入れ・600度高温テンパーで 500HB 50HRC 疲労部品 S45C SCM435 高周波焼入れ・200度低温テンパーまたは調質(600度高温テンパー)で高周波焼入れのとき50HRC 調質で45~50HRC ショック部品 S45C SCM435 焼入れ・600度高温テンパーまたはオーステンパーで 30~40HRC 磨耗部品 SUJ2 SK7 焼入れ・200度低温テンパーで 60HRC ケースハードなら S20Cクラスに浸炭焼入れ・200度低温テンパーで 60HRC 熱処理不要ということで、TiやNbを入れ圧延後に衝風冷却して衝撃値を上げた非調質鋼が機械部品に用いられることが増えているようで、それなりにメリットはあるとは思いますが、調質材には及ばない、というのが(いささか古めかしいかもしれませんが)基本的な考えです。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 詳しい解説で参考になります。 非調質材は自動車関連から派生し、大径を主流とした素材との意識で あまり調べていませんでしたが、調質材には及ばない部分があるのですね。 実際使用する場合には、よく調べてみようと思います。

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