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誘導モータの調心について知りたい
- 誘導モータ(AC100V仕様)の起動不良緊急対応として、メーカーより提案されている「調心」という作業について詳しく知りたいです。
- 調心作業を行ったモータは各種信頼性試験で問題がなかったとのことですが、具体的な作業メカニズムや妥当性について教えていただきたいです。
- 質問者は調心作業について知識がなく、不安を感じているようです。調心作業の目的や効果についても教えていただけますか?
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自動調心タイプの軸受けが使用されている事を前提していますので、 違ったらご容赦下さい。 タッピングは自動調心タイプの軸受けを使用している場合にはよく 行われる作業です。 何らかの拍子に軸受けと軸が噛んでしまい、ロックした際このロックを 解く為に行います。 自動調心の軸受けの場合、回転することで心を出します。 製造工程内で動作確認を行いますので、その時点で心出しは完了している はずです。 通常軸受けと軸の間には適正なクリアランスが存在しますが、輸送途上 等で衝撃を受けたり、シャフトに負荷がかかった状態で長期間保存したり した場合、軸受けと軸が噛んでしまうことがあります。 いずれにしろ本来の取り扱いの範疇を超えた取り扱いを受けた可能性が 有ります。 緊急対応としてのタッピングは特に問題は無いと思いますが、何かしらの ダメージを受けている可能性が有ります。特にコアが剥き出しの場合、 コイルに傷等があれば発熱→焼損に至る可能性も有ります。 ロックに至った原因を究明し、キチンと対策を講じないと大事に至る 可能性も有ります。 以上参考になれば幸いです。
恐らくモータを回した時の振動(ブレ)若しくはそれに伴うしゅう道部位 の異常磨耗をなくしたいととの事と思いますが。 要は回転中の芯が出ていないので強制的に芯を出しているのだと思われます。 >※AC70V印加した状態で、モータコアを軽くタッピングし > モータ起動した時点で調心完了というもの この作業ですがモータの両軸をベアリングか何かで受けていますか? もし、そのようなメカ構造だとすると芯が出ていないとスムーズに 回転しないと思われるので、印加しながら回転する所を見つける為の <調芯>を行っているのではないでしょうか? 作業メカニズムはこのように推測しますが。妥当性的には人が調整して いるのであればバラツクとは思いますが、悪くないと思います。 (緊急処置ですからね) モータの作り方でバランス修正機なるものがありますが、それの 原始的版なのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 仰るとおり電圧印加しながら回転するところに調芯しています。 自動調芯でないメタル軸受けのため、梱包ダメージなどにより シャフトと軸受けの噛み込み現象が出てAC100Vでも起動しない状態です。 これをタッピングで調芯していますが、寿命的には問題ないでしょうか? また、調芯メカニズムの詳細な点をご教示いただければと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 説明不足ですいません。 今回のモータは自動調心軸受けではないのですが、アドバイス頂いた 内容は非常に参考になりました。 特にコイル損傷については再度確認してみます。 では、今後ともよろしくお願いいたします。