もし、あなたのなで肩の理由が首(頚骨)が長いor胸鎖関節(のどの下、胸骨/肋骨と鎖骨がつながっているところ)が首に対して下のほうにある場合は、骨格の問題なので筋肉をつけてもなで肩のままだと思います。
それでも、筋肉をつければTシャツが似合うようになると思いますよ。
が、たいていのなで肩は骨格の問題よりも「何らかの理由で気づかないうちに広背筋が常時緊張している」ための僧帽筋/広背筋のアンバランスからくるので、普段から時々自分の肩の位置を調整することによってなで肩がやわらいで肩こりも楽になると思います。
ex.
1)肩を今の位置から上に上げてその位置でなるべく力を抜く。一呼吸したら元の位置に戻す。
2)下に下げてその位置でなるべく力をぬく。一呼吸したら元の位置に戻す。
3)動きを徐々に小さくしながら力も抜きながら1)2)を続けて繰り返す。(呼吸は気にせず)
4)なんとなく肩が楽だと思う場所を探るようなつもりで3)を繰り返して、その場所で動きをやめる。
「肩が浮いている・暖かい・呼吸が楽・柔らかい」などの感覚が得られると思います。そして、ほとんどのなで肩の方は普段の肩の位置より上に楽な場所を発見するでしょう。力を抜くときは肩周辺だけでなく僧帽筋と広背筋の力も抜くようにして下さい。
座って、手を腿の上や机、肘掛け等において腕の重さを少し他にあずけておくとやりやすいです。
両肩いっしょに動かすとわからなくなるので、片方づつやってください。
また、真剣にやると緊張してわからなくなるので、「いい場所がみつかればいいなあ~、みつからなくても肩が少しほぐれたからいいや。」くらいの軽い気持ちでやってみると上手くいきます。
(同様に肩を前後に動かして楽な場所を見つけると、さらに楽になりますよ。左右の動きは専門家に直接聞いてください。)
常にその場所に肩を固定しようとすると辛くなりますから、ときどき思い出して上記の調整をすると良いと思います。詳しくはフェルデンクライスのHPで調べてください。
お礼
あ~そうなんです。首がすごく長いんです(;。;) 丁寧な説明ありがとうございます。 早速試させていただきます。