SUS630 鏡面研削時のダイヤ砥石ツルーイング
題記の鏡面研削はノウハウが多分に関わる内容ですので、
砥石面をどのように作るか?に焦点をあててアドバイスを頂きたく質問致します。
産業機器制作メーカに勤務しており、海外顧客よりSUS630のテスト加工を依頼されております。
ワーク幅200mm(研削部幅は80mm)、長さ2100mm、高さ80mmの鏡面研削をしております。
使用している平面研削機仕様は
・最小切込0.1μm
・テーブル動作油圧式で電磁チャック
・対話ソフトで反転位置、送り速度、切込量などを設定
・スピンドルモータ回転数はインバータ制御。
砥石仕様:アライドマテリアル両テーパ型
SD****J100BS5 D450 砥石幅20 (**** 部分には#600~#3000)
研削液はケミカルソリューションタイプを使用。
研削装置は23±1℃の恒温室に設置し作業。
要求精度:JIS B 0633-2001でRa0.02μm Rz0.2μm 真直度1μm
大体上記のような条件でやっております。
仕上げの#3000では切込0.1μmでバイアス送りにて研削しています。
具体的な数字は顧客情報も含むので示せませんが、テーブル速度、砥石回転数ともに極力下げています。
要求精度はクリアしたのですが、顧客から見た目が良くないと言われております・・・。
確かに送り目というか送り模様というか、そのような感じのものがうっすらとあります。
3か月ぐらい試行錯誤を繰り返しておりますが、安定的に良い研削面を出す上でも
ツルーイング時の砥石面の作り方で変わるのではないかと考え、現在奮闘中です。
このような鏡面加工をされたことある方は、砥石のドレス/ツルーイングをする際にどのようなことに
気をつけていられるのでしょうか。
アドバイスいただければ幸いです。
ちなみに私は三栄精工X-POWERでドレス/ツルーイングしております。
#3000だけはツルーイングだけSUS304に置き換えたりしてます。
質問を〆させて頂きます。
ありがとうございました。
お礼
現在♯3000まで細かい砥石を使ってはいないんですが、砥石の番手を細かくして1ミクロン以下の切り込みでいけば、白濁やダレはマシになるんでしょうか?