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ポイントタップでのタップ加工において、表側からネジが通らない現象の原因は何か?
- 五面加工機でアルミ板にタップ加工を行った際に、裏側からはネジは通すことができますが、表側からは通りません。
- ムシレや下穴のサイズが小さくなったような現象は起こっていません。加工手順はスポットドリルで面取りをし、表面に戻してから同様にスポットドリルでモミツケています。
- 不具合が発生する原因についてはわかりませんが、ポイントタップを使い切れずにスパイラルを使用している状況です。
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向学のためにログを見ていて目に止まりました。 亀レスですが、コメントします。 私、同様な経験があります。 タッパーを使用されていませんか? (同期タップでしたらハズしていますので、以下読み飛ばして下さい) 「原因の推測」 一般に、ポイントタップはスパイラルタップより喰い付きが悪く、 入り際でタッパーが縮み勝手になります。そのまま縮み勝手で戻ると、 抜け際に口元付近のねじ山を倒してしまいます。 「現象」 >裏側からはネジは通すのですが表側からは通りません。 >無理矢理回せばネジは入っていきます。 となります。他の方からのコメントが付かなかった理由は、 本不具合は、タップ・タッパー・MCの性質等、 いくつかの条件が重なった時にだけ発生するから、と思われます。 「対策案」 1. タップサイクルを使われているのでしたら、底点でのドウエルを指令して、 縮み勝手を伸び勝手にします。 「留意」 ◇ドウエルを長くしすぎると危険です。参考に計算式も記しておきます。 (ドウエル時間=60*伸ばし量/主軸回転数/ピッチ) ◇ドウエル分タップが奥に入ります。 ◇戻り点でのドウエルも指令してタップが完全に抜けるようにして下さい。 2. 同期タップ+同期タップサイクルにします。 まだ解決されていないようでしたら試してみて下さい。
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はっきりとは言えませんが、 口元の処理が完全ならば加工直後の収縮 「塑性変形分の戻り」ではないでしょうか? 対策は、素材にあったタップの使用、 ヤマワや、OSGのタップのカタログを参考にして、 オーバーサイズタップの使用 OGSの場合、OH3が標準としているのでOH4を使ってみる。
お礼
回答ありがとうございます。 さっそくメーカーにオーバーサイズタップのことを聞いてみました。 次回の加工時に試してみることにします。
お礼
お礼が遅れまして申し訳ありません。 タッパーを使用しての加工ということを書いていませんでした。 もっと詳しく内容を書かなければいけないと反省しております。 教えて頂いた対策案をもとに今後の加工を改善出来そうです。 過去の投稿にもかかわらず、詳しい回答を頂きありがとうございました。