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パンチへの付着の原因と対処法は?
- 材料SPHCの黒皮を抜くパンチの側面に材料の表面のスケールがこびり付いて、パンチがうまく抜けない問題があります。
- パンチの側面を研磨してもこびり付きが解消されず、何が原因か分からない状況です。
- パンチへの付着の原因と対処法について教えてください。
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(1)さんの補足説明みたいな感じですが、おそらくプレスが上がっても パンチがワークから抜けずに、ハンマーでコツコツ叩くとバチーンと抜ける 状態なのではないかと推察します。 >対処法があれば教えてください。 とりあえずですが、現状のままでパンチに極圧性の高い油を塗りつけて 試してください。1,2発が、10発くらいには改善されると思います。 私が使っている物も、欠けや、磨耗などで切れ味が悪いものがありますが、 ごまかしながら使っています。 油を嫌うワークだとダメですが。 ごまかしが効かなくなると、(1)さんの仰るとおり、旋盤で端面を再研磨 します。その際パンチが短くなるので、短くなった分は平ワッシャーをかま して対処しています。 黒皮を噛みこむというのは、どうなのでしょうか? きちんと切れるパンチでも黒皮だらけです。パンチとダイのクリアランスは 当社では厚みによりますが、0.15~0.5くらいで、黒皮が悪さして いるとは考えにくいのです。 これは、SPHC材の残材の黒皮をサンダーで剥がして、試してみてください。 多分、同じように噛み込むと思います。 原因は黒皮ではないと思いますが・・・。 健全なパンチ・ダイに比べてバリが多く出ていませんか? せん断時に切れ味が悪いと、ワークの周囲から引っ張り込むような応力が 生じて、パンチに纏わり付くのではないかと思います。 (1)さんが仰るように、クリアランスが過大である場合、また、切れ味が 悪い場合、塑性変形が残ってワークが噛み付くように思います。 ストリッパーの改造に一言。 バネ座金か、ウレタンゴムか判りませんが、バネ強度を強くするのは、 スペーサーを入れます。ウレタンゴムの場合は、無茶はしないで下さい。 割れるかも? 皿バネの場合は、完全に潰れる寸前の寸法で止めないと、ワークにマークが 付きます。 お話を聞く限り、(1)さんと同じく、パンチは終わってそうな感じが します。パンチの再研は、端面が基本ですよ~・
パンチに引っかかって材料が取れない原因は 1・単純にクリアランスが適正でない。パンチの側面を研磨するとクリアランスが当初に比べ広くなるため余計にこびりつく恐れがあります。研磨をするならば、上面を研磨し、側面は磨く程度が最良だと思います。 2・ストリッパー(材料をはがすもの)の圧力が全然足りない。 3・材料の厚みが厚い、もしくは硬いためパンチの硬度が足りない。 対処としては、適正クリアランスにして、パンチの材質を硬くする、もしくはコーティング(TD、TICNなど)の処理をする。ストリッパーの圧力を上げる。(これは絶対です。) どちらにしてもパンチは作り変えなければいけないかもしれません。
お礼
回答頂きありがとうございます。 説明不足でしたが、パンチ側面は研磨でなく磨いていますし、 材料が抜けないのではなく、抜けるときにストリッパーに かなり負担がかかる状態なので回答の3が原因ではないかと思いました。 板厚はt6.0で抜いた材料がいつも以上に硬かったのではないかと・・・。 一度コーティングしてみます。
お礼
回答ありがとうございます。 (1)さんへの回答でのように一度コーティングしてみます (2)さんの言われるクリアランスも再確認してみます。 その他の内容はいろいろな面で参考にさせていただきます。