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校正の定義について
- 校正とは計測器と標準器の値を比べることを指します。
- しかし、校正の範囲には異論があります。
- 一部では、値を比べるだけでなく、異常があれば調整を行うことも校正に含まれると考えられています。
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おはようございます。 JISでは 計測器と標準器の値を比べる:校正 異常があれば調整する(標準器に近づける):補正 と規定しています。 よく校正を 補正まで含むという意味合いで 使ってる場面がありますが、 正確にはこの解釈です。
ISO取得準備時に問題になりました。 実際の解釈はki221さんが仰っている様に比べるまでが 校正のようですが、実際は調整までを含んで運用するようです。 ISO取得をターゲットとしてのご質問なら K1さんが仰っているようにルール化することが重要と お考えになった方がよろしいと思います。 指導をして頂いた先生、審査の先生方も概ねそういった解釈でした。
お礼
この辺の解釈は難しいものですよね。 私のところでは、 設備の保全を行う人たちが、 校正は調整を含むと解釈している人が多くて。 ルール化するときに少し摩擦が起きてしまうんです。 回答ありがとうございます。
ki221さんの意見と同じです。基準器と同様の精度であり、測定器としての機能があるのか、現状なければ使用出来るように調整する・・・という所までが”校正”という事だと思います。
JIS Z 8103では「標準器、標準試料等を用いて計測器の表す値とその真の値との関係を求めること」と定義されています。これは指定された環境下で、当該装置の示す値が標準器とどれだけの誤差があるかを証明することを意味します。 字義どおり解釈すれば、 > 計測器と標準器の値を比べるまでが校正なのか:YES ということになりますが、 > 値を比べて異常があれば調整をするまで と解釈・運用されていることが多いようです。
正しいか正しくないかは決めてください。 校正基準から外れている場合の製品の遡及処置を する(必要な場合で可)ところまでがルール化され ていることの方が重要ですよね?
お礼
ありがとうございます。 JIS確認し、 調整することは校正に含まないと明記されていることを確認しました。