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自動車用バッテリーの寿命判断方法及び復活法
- 自動車用バッテリーの寿命判断方法を教えて下さい。
- また、復活させる方法があるのか教えてください。
- 現在のバッテリーの充電が利かなくなってきたので、寿命なのか判断したいです。
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現在ご使用中のバッテリーはどのような種類の物をご使用でしょうか? もし、自動車用など一般的な鉛蓄電池をご使用であれば、ディープサイクルバ ッテリーに切り替えることをお勧めします。 自動車用などの一般的なバッテリーは、エンジン始動時に短時間大電流で放電し、 その後は発電機ですぐに充電を開始することで、寿命の大半を満充電に近い状態 で過ごすことで、最大の能力を発揮するように設計されています。 その為、深い充放電を繰り返すような使い方では寿命が著しく短くなります。 深い充放電を繰り返す用途では、それ用に設計されたディープサイクルバッテ リーを使用します。ディープサイクルバッテリーは、電動フォークリフトや 電動リフト、ゴルフカートなどに使用されており、深い状放電を行っても寿命が 短くなりにくくなっています。 ※鉛蓄電池の寿命確認ですが、一般的には以下の方法で行います。 1.電解液(希硫酸)のレベルを確認します。 ⇒不足している場合は市販の補充液(蒸留水)を規定レベルまで入れます。 補充液の中には特別な添加剤を付加したモノがありますが、効果は期待し ない方が賢明です。特別な理由がない限り、蒸留水で十分です。 電解液量が少ない状態で使用すると、寿命が著しく短くなります。 夏場の屋外に設置している場合などは、一ヶ月も経たないうちに液量が 規定値を下回ることもあります。 2.電解液(希硫酸)の比重を確認します。 ⇒市販の比重計で確認できます。 満充電では比重が1.280になります(電解液の温度が摂氏20度の時)。 空の状態では比重が1.120になります(電解液の温度が摂氏20度の時)。 すべてのセルについて確認する必要があります。セル間のバラツキが 大きい場合(概ね0.04以上)は寿命と考えます。 3.サルフェーションが起きていないか確認します。 ⇒電極に白色の結晶が発生していないか確認します。結晶が発生している 場合は寿命と考えます。 サルフェーションの回復を謳った充電器が市販されていますが、効果は 期待しない方が賢明です。効果があっても一時的なもので、完全に復活 することは有り得ません。過剰な期待は禁物です。
半年で使えなくなるのはちょっと早いですね。基本的なメンテナンス(バッテリー液残量とかその比重の管理)はしてあるとの前提で話しますが・・ 1.鉛バッテリーは全容量の60%ぐらいまで使用したら充電しなければなりません。全容量を使い切ってから充電することを繰り返すと寿命が短くなります。 2.鉛バッテリーは放電させると電極に硫酸鉛ができます。鉛バッテリーは常に100%充電状態にしておいて下さい。放電状態で放っておくと、硫酸鉛が結晶化してしまいます(サルフェートという)。こうなると、充電しても全然容量が回復しません。 3.最近の技術ですが、サルフェートに対しては、パルス充電が有効との噂が出ています。パルス充電型の充電器を使うと運が良ければ容量が回復するかもしれません。 比重計というのがあります。ガラスのスポイトの大きいやつで、その中にフロートが入っています。スポイトでバッテリー液を吸いだして、そのフロートのメモリを読みます。 しかし、比重計は余程のことがない限り使いませんね。バッテリーの各セルごとの比重がバラついていたら、もう、そのバッテリーはそろそろだめかな、と判断します。こんなときに、無理に硫酸を追加しても元には戻りません。 硫酸がサルフェートを起こして電極に張り付いたまま帰って来なくなっちゃったんです。
お礼
有難う御座いました。基本的なメンテナンスでバッテリー液残量は見ていますが比重の管理はしていません。比重の管理はどうすれば良いのでしょうか、教えて頂けないでしょうか
一般的な方法ですが自動車用品店にあるバッテリー補充液はどうでしょうか?比重計も役に立つかも?鉛蓄電池は完全放電させると寿命が短くなるので定期的に充電するようにしないと。
お礼
有難う御座いました。
毎度JOです。 バッテリーの電解液は、既定量ありますか?? 端子の接触不良とかもチェックしてみてください、端子の接触不良でも 電圧低下を起こして、容量低下のような「振る舞い」をします。 充電器の故障も考えられます、故障すると「満充電」ができません、 バッテリーテスターもありますが、そこまで厳密にしなくとも 上記項目が正常なら、バッテリー寿命かとおもわれます。
お礼
有難う御座いました。バッテリーテスターを購入しようと思います。
お礼
有難う御座いました。大変参考になりました。