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車載用HID照明器の注意点と取扱いについて
- 車載用HID照明器の取扱いには注意が必要です。旋回型監視カメラの照明に使用する際には、水平での取り付けが前提とされており、傾きでの使用は放電不具合や破損のリスクがあります。
- HID照明器は傾けて使用すると寿命が短くなる可能性があります。そのため、安定した使用を確保するためには水平での取り付けが必要です。
- 車載以外での使用条件については詳しくは教えられませんが、HID照明器の取扱いには充分な注意が必要です。傾けての使用や他の用途での使用は避けるべきです。
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自動車用の電球は水平に取り付ける用になっております。これは、電球内の水銀等の金属がガス化して連続放電をさせる為水平使用になっております。これは、冷却時に電球の中心(膨らんでいる所)に溜まるようにするためです。立てて放電を開始するとガス化しにくく安定するまでに電極が消耗したりすることがあるため推奨していないのだと思います。 放電パイプが長いものは無理かもしれませんが、中心部のみが膨れているタイプの物でしたら放電を開始して安定してからでしたら縦にしてもそれほど問題ないかも知れません。 車用の物は、バラストやバーナーが頑丈で重いのでもっと軽量で小形のものなども存在いたします。 私も、実はもう10年近く前(自動車にHIDの使用認可が下りる前)から特殊な物を作ろうと思っていた物があります。 もしよろしければご連絡ください。ご相談に乗れるかもしれません。
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nomuraさんの回答、light apeさんの回答が参考になると思います。 自動車用は振動には強いはずですので、口金の接触は疑問です。 縦方向の角度変化が±10度ですので、鏡を使ったらいかがでしょうか。 自動車でも±10度くらいは変化すると思います。ただ、スタート時に 何度までO.K.か念のため確認するとより安心です。
HIDランプは使用状況下での取り付け方向に応じた設計がなされます。 内部には発光ガスが封入されており、その循環も考慮されています。 極端な使用環境の変化では、この循環が阻害され、色温度の変化があったり、 ランプ寿命の低下に繋がります。 また、蛍光灯と似たような発光原理(ちょっと違いますが)ではありますが、かなり高温になり、 リフレクタ(反射鏡)や、口金部分等の熱対策も必要になるため、車載用の機器を真下向きに近い状況で使用するには、かなり無理があると思います。 メーカも考慮されていない使用方法に対して、製造者責任が取れないこともあり、教えてくれなかったのだと思います。 旋回型カメラの照明と言うことは、屋外ですか? 屋外ですと防水対策、熱対策といろいろあるため、何社か照明専門のメーカを当たってみる以外方法はないと思います。
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早速のご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 HID使用中止の方向での報告書作成の参考とさせていただきます。 大変ありがとうございました。
メーカーのおっしゃっている内容そのものかどうかわかりませんが、考えられる不具合現象について。 HID照明器具は、点灯時、非常に高い電圧(いわゆるパルス電圧。確か数k~数十kV)がかかります。そのため、ソケットとランプ口金部分の接触状態に隙間ができると、両者間にアーク放電が生じ、両部品の溶融・発煙にいたります。 おそらく、ご使用を考えておられるランプとソケットの組み合わせは、水平取付を前提としているため、傾き状態にするとランプの装着状態が悪くなり、口金=ソケット間に隙間を生じる可能性があるのだと思われます。 この場合ですと、HIDランプそのものの特性というよりはランプとソケットの装着方式の問題ですので、部品設計に手を加えるか、傾き使用を可とする部品を探されることにより対応できるのではないかと思います。 但しその場合、ご希望の使用条件ですと微振動や照射方向変更時の荷重などの問題も考える必要があり、通常の傾き使用を可とする部品でもそのまま使用されると同じ危険は発生するかと思います。
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早速のご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 HID使用中止の方向での報告書作成の参考とさせていただきます。 大変ありがとうございました。
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ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 ご相談のお誘いもいただきましたが、 特殊になると予算的にも厳しいと思います、 総合的に判断してHID機器の搭載は、 中止の方向で担当営業に連絡いたしました。 大変ありがとうございました。