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鉄鋼中窒素の存在について
- 鉄鋼中窒素の存在について詳しく教えてください。
- 鉄鋼には窒素が含まれているのでしょうか?その影響はどのようなものなのでしょうか?
- 鉄鋼中の窒素の役割や取り扱いについて教えてください。
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高窒素ステンレス鋼ですか? 普通に考えると、オーステナイト安定化に寄与するためには、侵入型固溶してないといけないんじゃないでしょうか。 まあ窒化物も多いんじゃないかとは思いますが。 ロンドン金属取引所のNi価格も現在調整が入っていますが、右肩上がりのトレンドは崩れていませんので、Ni節約型の材料は増えてくるでしょうね。
以下は答えになっていませんが。 大気圧以下の場合は前述の方々の侵入型固溶体、金属間化合物として鋼中に存在することが一般的ですが、他に最近話題になっている「高窒素ステンレス鋼」があります。 この合金はNiの代替として、2%の窒素を高圧にて圧入(?)し、オーステナイトステンレス鋼を作成します。 残念ながら私はこの時の窒素の状態が理解していません。
お礼
オーステナイトについて少し調べてみました。私は窒素は脆弱性を与える不純物とした考えを窒素に対して持っていましたが、新しい発見ができました。ありがとうございます。
鉄中に固溶している場合は、猫じゃらさんのおっしゃるとおりですが、それ以外に、鉄以外の成分(例えばチタン)と化合して微細な窒化物として存在する場合も多くあります。
補足
なるほど。。だいぶイメージができてきました。大変参考になりました。
そうですね。 原子の隙間は小さいので、原子の形で入っている様です。 これから先は、専門書を探して読まれた方がいいですね。
お礼
お返事ありがとうございました。大変参考になりました。窒素に関して一般の専門書探したのですが中々見つからなくて困っていました。もう少し探してみます。
窒素は侵入型固溶元素ですから、金属格子の隙間に入り込む形で存在することが可能です。 また固溶限度以上では、金属と窒素化合物を形成して、存在する場合もあるかと思います。
補足
早々の回答本当にありがとうございます。こちらもあまり詳しくは知らないのですが、固溶元素という事は鉄鋼中の水素と同じように溶けていると考えてよいのでしょうか?実際溶けている時は原子状(N)で溶けているのでしょうか?
お礼
少し調べていましたら、圧力に比例して鋼中の窒素濃度が上がっていくデータを見かけました。そうすると侵入型ですとイメージしやすいですね。猫じゃらさんにはお返事をたくさんいただいて大変参考になりました。ありがとうございます