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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS410の焼き戻し温度)

SUS410の焼き戻し温度と最適熱処理条件

このQ&Aのポイント
  • SUS410素材は372℃から537℃の範囲内での焼き戻しは避けるべきです。
  • この範囲内では、SUS410素材にはさまざまな現象が発生する可能性があります。
  • SUS410素材の最適な熱処理条件については、専門家に相談することをおすすめします。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

純Crには見られないがFe-Cr合金にのみ顕れる、 いわゆる475℃脆性を回避する意味合いではないでしょうか?金相学的なメカニズムは諸説有るようですが定説にはなっておらず、475℃近辺で 温度保持されると顕著に衝撃靭性や曲げ靭性が 損なわれて、常温において伸び性のみならず電気抵抗値も減少し、かつ硬さは当然ながら抗磁力と比重の増大を伴う現象です。Cr配合量が大きいほど脆化が促されるが、再度600℃以上に加熱すれば解消される現象です。

noname#230358
質問者

お礼

chinheitsuomih 様 具体的でわかりやすいご説明有り難う ございました。 今後ともよろしくお願い申し上げます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

成分によって、その温度は異なりますが いずれの組織のステンレス鋼でも(オーステナイト系でも)かならず、この現象がおこる温度領域が存在します。 なお、溶接の場合、熱影響部のどこかに、必ずこの温度領域が存在します。そこで、どうしてもこの影響が怖い場合には、極低炭素鋼(炭素とクロムの合金化が問題なので炭素を少なくすればよい)を用います。

noname#230358
質問者

お礼

大阪の虎吉様 早速のご説明有り難うございましt。 取引先の意向により極低炭素鋼に変更できま せんが、500℃附近要注意、を肝に銘じて 加工いたします。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

?500℃近辺で 炭素とクロムが合金化しやすくなります。これにより、金属地金中のクロム量が実質的に減少し、もとより平均的なステンレス鋼より小さい耐食性能が低下します。おそらくこれを避けてということでしょう。 ?焼きいれ、焼き戻しについては、下記WEBを参照ください。

参考URL:
http://www.san-kin.co.jp/html/brand/jis/jnetusyori.htm
noname#230358
質問者

お礼

わかりやすい説明を有り難うございました。 ところで炭素とクロムが合金化しやすいの はSUS410以外の素材でも同様のこと がいえるのでしょうか SUS431、SUS630などを加工す る場合が多いのですが、いかがでしょうか?