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ネジの締付けトルクについて
- ネジの締付けトルクについて知りたい
- M4の鋼製ネジを銅に締付ける際の適切なトルクについて教えてください
- トルクレンチを使用して締める場合、どのくらいのトルクが適切ですか?
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ネジの締め付けトルクにおいては座面の摩擦係数の影響が大きいのは皆さんが仰るとおりです。 この場合の締付けでは雄ネジと雌ネジが異なる材料ですからそれぞれの材料の引張強度も多少考慮しなければならないと思います。 もっとも、摩擦係数の影響度に比べると度合いにしたら小さいですが・・・。 自分の場合は、圧力容器等の締結に使用したので以下の文献を参考にしました。 山本晃著 ネジ締結の理論と計算 だいぶ古い文献なのですが・・・。参考までに。また、はめあい長さについてもこの文献である程度算出できるかと思います。 因みに、締付けトルクを決定する場合は実際にサンプルにて締付け、不具合の発生を確認し、更に破壊トルクも確認されたほうが良いかと思います。実際の締付けトルクが破壊トルクに対してどの程度安全率があるのか把握するためです。 この文献の計算式からは同じサイズのネジでも雄ネジより雌ネジの方が強度があり、また、並目より細目のほうが強度があることが解るかと思います。 ただ、JISの2欄以降に掲載されているような特殊なピッチのものを使用すると高価なものになってしまう恐れもあるので、並目で検討された方が良いかと思います。
もう遅いかもしれませんが,大学時代にこの手の研究に携わっていたものですから,一言アドバイスします. 最適な締め付けトルクを求めるというのは極めて困難だと思います.トルクと締付け力の関係には摩擦係数が大きく影響するため,潤滑条件によって大きく異なります.厳密に言えば,手の油の付着によっても摩擦係数は変化し,小さなトルクで大きな締付け力を発生します.因みに,二硫化モリブデンなどのグリースを塗布すると極めて小さなトルクで大きな締付け力を得ることができます. ひとつの方法として,潤滑条件を一定にし,ある値でボルトを締付け,緩めた後,ボルトの塑性変形の有無を調べて適当な値を出すというのが良いかと思います.注意点としては繰り返し締付けを行なうと,最初の10回ぐらいまでは潤滑が馴染んでいないので摩擦係数が不安定ですが,その後はほぼ一定値に落ち着きます.その点も考慮した方が良いと思います.
一般的な場合はすでに皆さんがお答えになった通りです。 本例の場合、雌ねじ側が銅ということなので、一言、アドバイスします。 もし、本例が繰り返し脱着する部分であれば、ヘリサートなどで補強する必要があります。 繰り返しでない場合も、めねじ側の塑性変形による締め付け不良をおこすことが考えられますので、ネジを鋼製から真鍮などの柔らかい物に変更するか、締め付けトルクを少なめに設定することをおすすめします。 アルミ材の雌ねじ場合も同様の注意が必要です。
締め付けトルクを決める際いくつかの要因を考慮する必要があります。 ・締め付け工具がドライバーかヘックスキーか ・ネジのピッチは並目か細目か ・材質やネジ面の仕上げ状態 標準締め付けトルクといわれているものは、ネジロックなどの接着剤を併用しないと、どうも弱いように思います。 作業者が普段締めているトルクを実際に計って決める方が現実的なように思うのですがどうでしょうか。 Gosyohのカタログに載っている推奨トルクの方が実際に計った値に近かったです。
初めまして。 トルクレンチのメーカーサイトですが、 ご参考までに、いかがでしょう??