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大同さんの材料DH2Fの加工に適した刃物
- DH2Fは大同さんが最近開発した鋼材で、被削性が優れており、切削や型彫りが容易にできることが特徴です。
- DH2FはSKD61の改快削型プラスチック金型・ダイス金型用鋼で、熱処理が不要で変形を嫌う複雑精密な型や部品の製作に適しています。
- 切削加工する場合のDH2Fに適したエンドミル、タップ、ドリルなどの刃物を教えてもらえますか?
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DH2Fというのは、新しく開発されたものでなく昔からある材料ですね。 SKD61快削鋼の代表的な材料であり、鋳造金型のコアとか、ピン関係のパーツ類や色々な部品製造関係等良く使われている材料です。 快削元素であるS(硫黄)が、0.13%も入っており、磨きは出ませんので、大昔はともかく、ここ最近のプラ型では、コア等に時々使われることは使われてますが、もうあんまり使われないですね。 削りやすいというのは、SKD61に比べてということになります。同じ硬さでもNAK55よりは削り難いですよね。 Crが入っていると、刃持ちが悪くなるので、単なるハイスよりは、Coハイスの高いやつにした方がいいことはいいです。 業界が違えば、良く使われている材料ではあるんです。
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#2 masa.I様 恐らく質問者の知人の方は、普段SKD61クラス材料の加工していないのでないかと思います。 だから、それに対応した工具を選定出来なくて質問されているんでしょう。 まあエンドミルとか、旋盤とか削り飛ばす加工では、条件を落とすくらいで何とかなったりしますが、タップとか、ドリルとか、くり抜くような加工には刃物への損耗が厳しくなります。 タップもステップを細かく取って、刃物を傷めない様に条件を落とすだけでなく、普段使っているものよりグレードの高い刃物を使う必要があるでしょう。 DH2Fは、SKD61の快削鋼ですが、粘っこくて、焼き付き易くてというSKD61ベースの性質が、特に穴をくる加工には表に出てき易いところです。 いい刃物を使っていてもという場合は、話を聞いてみると水溶性潤滑でやっている場合があり、刃先に油を塗ったりするだけでもいけたりする場合があります。細かい使用環境は色々なので実際、良し悪しはわかりませんものね。 SKD61と同じ工具でいいと思いますよ(^_^)
お礼
猫じゃら さん こんばんは いつもありがとうございます。 > 恐らく質問者の知人の方は、普段SKD61クラス材料の加工していないのでないかと思います。 大当たりです。実は去年まで私と一緒にアルミ鋳物専門でしたので、鋼(SS40やSS45)は一寸は加工しますが、SUSやSKなるものはぜんぜん経験がありません。 質問されても聞いたことの無い記号で調べても?でしたのでここにアップさせてもらいました。 おかげさまで明かりが見えてきました。 ありがとうございました。
#1に基本的に賛成です 正直言ってSKD61と工具の選定は同等としか考えない私はいいかげんでしょうか? 一番気になるのは5715の質問にあった。 >タップが立ち難く、たってもなぜかガタが出るそうです。 なのですが、この辺がもう少し状況を教えていただきたいのですが。ちょっと時間はかかりますが、回答できると思います。
補足
masa.I さん回答ありがとうございます。 >タップが立ち難く、たってもなぜかガタが出るそうです。 これですが、M10P1.5のめねじを立てようとしたのですが、下穴φ8.5ではぜんぜんタップ(おそらくスパイラル)が入っていかなくてφ8.8で先端が一寸入るけど止まってしまうそうです。思い切ってφ9でやったらタップは入ったがガタガタだったというものです。ステンレスでもφ8.8(引っかかり率60パーセント?)くらいでタップを立てることができると思いましたのでどんな材料だろうという事で聞かれたわけです。 治具やさんですから加工方法はそれなりの事はしていると思いますのでとりあえずJISでいうSKD61と同等ということで連絡してみたいと思います。 またSKD61にタップを立てるコツ等ありましたら教えて貰えると嬉しいです。
お礼
レスありがとうございます。 >DH2Fというのは、新しく開発されたものでなく昔からある材料ですね。 そうなんですか。知人にその旨伝えます、失礼しました。 >Crが入っていると、刃持ちが悪くなるので、単なるハイスよりは、Coハイスの高いやつにした方がいいことはいいです。 そうですか、タップだけはコーティングの方がいいですよね。