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T字型のアングル溶接の設計について
- T字型のアングル(厚み10)を溶接する際に直角を出す方法について教えてください。
- 溶接のためにゆがみが生じ、直角を出すことができないようですが、普通公差の範囲内での溶接で十分なのでしょうか。
- また、直角を出すための溶接構造の設計や図面の作成方法についても教えてください。
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溶接の場合、アークやバーナーによって融けている部分が冷えて固まる時に、熱収縮によって周囲を引っぱるので、点付け等で出したはずの直角が溶接側に角度が引かれます。 この様な場合、裏と表の両側で溶接を行うと、両側の溶接に起因する応力が釣り合って、角度の精度を維持することができます。 厚みのあるものなので、両側から同じ量の開先を設けた両面の溶接設計とすれば良いでしょう。 うまくいかなかった場合、開いている側をTIG溶接によってビートをあてることで簡単に修正できますので一度試してみてはいかがでしょうか。
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こんばんは 溶接によって本来T字型にすべきところが↑orイ状に変形するということでしょうか? もしそうでしたら、変形を拘束するため、対角線上にパイプとかアングルなどを(長手方向に数箇所)仮付けし、本付け後に外すというのが一般的だと思います。溶接方法として二人の人が同時に溶接するという方法もあります。 また、変形後の救済処置としてガスで溶接部付け根をあぶるという方法もあります。
確かに大きさが判らなくて的を得た回答かどうか自信はありませんが,鉛ハンマで叩いてなんとかなる程度の大きさであれば,構造ではなく,「点付け」して直角を出してから,全周溶接すれば良いと思います。 図面への表示は,JISの直角度・平行度などの記号を使用するか,または言葉で説明すればよいと思います。 私のプロフィールにメールアドレスを追加しますので,そちらにご連絡いただければ詳細をアドバイスできるかもしれません。
全体のサイズは、どの様な部品なのでしょうか?断面サイズに対して長さが長い場合直角よりも全域でのネジレが問題になりそうな気がします。そのような問題がない場合は、必要強度分の溶接指示を図面に明記し注記で直角部分を矯正するなりで精度を出してもらえば良いと思います。そのような事が不可能な形状なら、必要部分のみ切削加工支持すれば良いのではないでしょうか。一度溶接加工屋さんと相談される事をお勧めします。