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リニアモータ駆動のMCについて
- リニアモータ駆動のMCとはどのメーカーが代表的なのか?
- リニアモータ駆動のMCは価格的に高価だが、今後普及する可能性はあるのか?
- リニアモータ駆動のMCはアルミ等の量産部品に使用されるのか?
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リニアサーボ駆動MCの特長は ?送り速度が速い ?象現突起が無い 等が上げられ、今のところ主に高速送りに主眼を置いた機械が多い様です。 送り速度を上げる為に切削負荷を下げる必要が有る為、今のところ重切削には全く不向きな機械です。 ただ単なる高速送りなら、120m/分送ることのできる機械が世の中にあります。 工作機械以外にリニアサーボを使用している機械としてチップマウンターがありますが、リニアサーボ本来の高速高精度を上手く利用しています。 今後普及するか???について、コスト低減が可能か否かが大きなポイントですしチップマウンターのように明らかにリニアサーボが有利だと言いきれるような 加工方法の創出が必要では?と思います。
neckeyさんこんにちは。 新日本工機が 5面加工機のリニア機を 出しています。積載重量は 1000kgです。 やはり低切り込み高速送りを 目的としており アルミ専用でもないようです。 みなさんが おしゃるような 課題も有るようで まだこれからの機械だと思います。
リニア機として国内で販売しているメーカーは、私の記憶では、松浦、三井精機、豊田もう後1・2社あったと思います。 今後の普及としては、各工作機械メーカーからでてくるのではないでしょうか、主流となるかは不明ですが、1つの選択肢として今後普及していくと思われます。 ただ、リニアを採用する理由の1つは速度ですから1秒単位の加工時間を追及する加工(超量産)に威力を発揮するのではないでしょうか。
リニアモータのメーカーとしては、日本国内では、NSK、THK、IKO等、海外ではKollMorgen、ANOLAD(ANORAD?スペルはうろ覚えです)等が挙げられます。 MCにリニアモータが採用出来る様になった技術的背景の一つは、永久磁石型リニアモータが普及し出したことです。永久磁石を使用しない従来のリニアモータでは、静止時のサーボ剛性が低い為、切削加工時にビビリが発生してしまい、使用出来ませんでした。 永久磁石型は、磁石を使用しているため静止時のサーボ剛性は上げられる反面、高価なこと、防塵処理がうるさいこと(特に磁石は鉄の切粉を吸着してしまう)等の理由で採用が難しかったのです。 最近ようやく磁石の低価格化が進み、リニアモータが採用されるようになりました。使用する側も、少々駆動系の値段が高くても電気で制御できる物を、という理由で歩み寄りを見せています(油圧を廃止したい、という声は想像以上に大きいようです)。 今後の普及については、もう少し動向を見ないと何とも言えない、というのが個人的な感想です。所詮電気動力は油圧には敵わない、という気もしますし、どこまで高推力のモータが世に出回るか?といった所ではないでしょうか?
お礼
なるほど、超量産加工か、例えばどんなものがあるんでしょうか? とにかく参考になりました、有難うございます。