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パワートルク線図の見方について
- 大学でマシニングセンターの主軸に関する研究をしている学生が、パワートルク線図の見方について教えて欲しいと質問しています。
- 中ぐり加工やタップ加工の場合はトルク線図を、正面フライスの場合はパワー線図を見るようにされています。
- 学生は特にパワー線図についての意味を知りたいと述べています。
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Lili さん はじめまして。 線図の見方は uda-tatsuさんがアンサ-されてますので ・・・ 「ある本」は 以前にかかれた物ではありませんか そうすると 中グリ(横中グリ盤のイメ-ジから大径?),タップ,加工は以前は回転(切削速度)が低めで低速回転時の トルクが重要だったのでしょう でそういう表記になったのかもしれません。 工具の種類関係なく 必要な回転数,送りでの トルク パワ- 計算で出る物は計算し 計算式に当てはまらない場合は工具メ-カ-聞き 使用機械に 合った工具であるかを 見る必要が有るでしょうね。 最近の工具は 能力が上がっており カタログのテストデ-タを見て期待して 使ってみると機械の能力を 越えていて その通りに使用できない事も 有りますので 機械選定時,工具選定時には そういった事は重要な作業です。
私は、工作機械メーカー営業をしていますが、私どもはパワートルク線図とは言わず出力トルク線図と言っています(同じ意味ですが)。 主軸はモーターによって回転させていますので、モーターの能力図がこれになるのですが、通常、トルクと出力は併記されていて、ほとんどの場合トルクだけをみます。というのは、加工時必要なのは、出力ではなくトルクだからです。また、出力が大きいからと言ってトルクが高いわけでもありません。 主軸の駆動方法には、 ギヤ式 モーター直結式 捲き線式(MS:モーターライズドスピンドル) がありますが、切削抵抗が大きい加工の場合、ギヤ式が向いています。(低速トルクがあるからです) 最近では、高速回転のMS主軸が主流であり出力が大きくなる傾向にあります。これは、トルクを得るためでもありますが、それよりは、回転の立上げ時間を短縮する目的が大きいです。 参考になりますでしょうか。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 ということは、通常はトルク線図のみの使用でよいということですね。 ほとんどの場合ということは例外もあるのでしょうか?例えばどのような加工のときでしょうか? ご存知なら教えてください。
お礼
補足の説明ありがとうございます。 私が見ている本は平成10年に出版されたものなのでそれほど古くはありませんが、内容は古いかもしれません。パワートルク線図の最高回転数が5000rpmですので。 もう一度、工具のカタログを読んで見ます。 ありがとうございました。