- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:sus316と316Lの耐食性について)
SUS316と316Lの耐食性について
このQ&Aのポイント
- SUS316と316Lは耐食性に優れていますが、溶接せずに素地のまま使用する場合、どちらがどのように優れているのか気になります。
- 具体的な例があれば教えていただきたいです。
- さらに、耐薬品性についても知りたいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
noname#230359
回答No.2
SUS316とSUS316Lの違いはLの付いている方が炭素が少ないということです。 最も大きな違いは、溶接工程の有無で、溶接した場合には、熱影響部(溶接部位の近くで、加熱後除冷された部位)の結晶成長では結晶粒界に炭素の析出があり、応力腐食割れ等の問題を起すため、真空装置などの溶接では炭素含有量の少ないL材を使うことが薦められています。 nomuraさんがご指摘のとおり、L材の方が耐食性に優れている理由は、炭素がオーステナイト結晶を不安定にさせる原因物質であり、これを含まない方がより安定であるということです。 しかし、加工後、固溶化熱処理されれば、オーステナイト結晶に炭素も十分溶け込むことが確認されていますので、SUS316とSUS316Lの差は認められないでしょう。 熱影響や極度の加工応力が加わった部位では炭素の析出などの現象で、安定性が損なわれることから、SUS316Lの方が科学的安定性ということでは勝っています。 SUS316ちSUS316Lでは材料コストが異なりますので、使用条件や加工プロセスを十分考慮したうえでご判断されるのがよいでしょう。
その他の回答 (1)
noname#230359
回答No.1
316Lの方が耐食性に優れています。
お礼
ありがとうございます。 満足行く回答を得られました。 今後もよろしくお願いします