- ベストアンサー
Winodow10に市販のウイルスソフトは不要?
最近発売された日経PC21の三月号に、「Winfows10にはディフェンダーが搭載されているので市販のウイルス対策ソフトは不要」、という記事が掲載されていました。 現在、マカフィーのリブセーブを導入しているんですが、本当に不要ならば次回の更新を見送ろうと思います。皆さんの見解をお聞かせください。
- みんなの回答 (14)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ウィルスですか……最近はトロイとかウィルスとかワーム、スパイウェアより、ただのエクスプロイトを利用したスクリプトを隠し持つサイトの方が多いですからね。これは、Defenderが最も苦手としている部分です。何せ、OSメーカーは、制作の自由もある程度担保する必要があり、サイトブロック機能が弱いですから。 VM環境では私も、Defenderだけの環境がありますけど、あれを売り込むのは私的には無理です。利用するレベルや頻度にもよりますけど、Windows10 Sなどの環境じゃなければ、市販ソフトを入れないとウィルス云々の前に、マイニングなどで自分のコンピュータのリソースを勝手に食われていても分からないでしょう。 Windows Defenderは、Windows 10 EnterpriseとEducation向けに提供されるE3ライセンスのWindows Defender ATPの精度を上げるために、マ社が必死に売り込んでいる機能です。 Defenderは有効にしていると、危険診断に引っかかるファイルが見つかれば、アクセス履歴などを自動で収集し、一応個人情報を含まない形で、マイクロソフトに送付しますから。これは、AVGやAvast、Kasperskyのフリー版もそういう仕組みを持っているわけですが、この機能はフリー版では停止出来ません。他のセキュリティソフトを入れていても、Defenderのオフラインスキャンなどが有効に出来るのは、セキュリティを高めるという名目で自社のセキュリティ機能(ATP向け)にフィードバックする情報を集めている一面もあると思われます。 私は、それを知ってから無効にしています。Defenderは下位互換なので意味もないと思っていますし、最近、まともなソフトも危険と判断することが何度かニュースになりましたから。邪魔なだけです。 それらを利用して、Windows Defender ATPという有料版の保守レベルを高めるのが、このWindows Defenderの目的だというなら、正直要りません。 では、個人向けのDefeder性能はどこまであるのかというと、ATP機能はありません。アンチウィルス機能と、パーソナルファイアウォールは搭載されています。不正プログラムの実行抑止は、SmartScreenFilterを利用し、ダウンロード抑止はIE(非推奨)か、EdgeのみでSmartScreenFilterが対応しています。 迷惑メール対策は非搭載で、別途Microsoft Office Outlookなど迷惑メールフィルターアップデートを提供しているソフトを必要とします。 マイクロソフト社が提供するソフトウェアのアップデート以外のアップデート対応(サードパーティソフトのアップデート機能)は、ありません。(りブセープ等のソフトには搭載されています) アドウェア監視は、3月から本来必要性を持たない有料ソフトウェアの自動駆除に対応しますが、一部正規に搭載されているソフトを誤検知するケースがあるという話が出ています。 一部のセキュリティソフトに搭載されているホワイトリスト監視、ブラックリスト除去の機能はありません。この機能はEnterpriseであれば、Device GuardとCredential Guard、Enterprise Data Protection で管理者の裁量を元に行われますので、Pro以下の製品には搭載されていません。 ファイアウォール機能は、ネットワーク検知機能に基づく攻撃抑止とWindows Firewallのポート、アプリケーションコントロール以外の機能はないため、ログの詳細監視が、面倒くさいです。(Defender ATPではクラウド管理できます) その他に、ウィルス云々の前に、脆弱性を利用したスクリプト攻撃に無力です。市販セキュリティソフトの大半は、サードウェアであるためスクリプトパターンをエクスプロイト(プログラムの一種)として判別し抑止してくれることがあります。また、自社のセキュリティネットワークから実行抑止が掛かることはザラにありますが、マイクロソフトではEdge以外にこの機能を提供して居らず、Edgeでさえも提供レベルは決して高くありません。 市販セキュリティソフトは高品質な製品なら、課金要求の音声メッセージが出るような危険なサイトに行っても、メッセージスクリプトは事前に実行抑止されます。また、マイニングスクリプトなどの実行も行われませんが、Defenderだけの環境だとリソースを食われます。 危険なサイト診断は、各ブラウザにそれが搭載されているかどうかだけの話で、Edgeには近い機能があるにはありますが……セキュリティ会社が検索結果などに、サインを出すそれよりは軽め(穴が多い)です。要は、PCにウィルスが入らないなら良いが、ブラウザ経由でPCのリソースを勝手に使われたり、一時的にブラウザ内の情報を読み取るスクリプトが実行される環境を、不正サイトと見なすとは限らないというわけです。明らかにフィッシングサイトなら別ですけど。 ESETやKasperskyはそういうのも結構ブロックします。確かMcAfeeもそういう機能があったと思います。 お金が無い人などは、結構これに同調していますけど、買っている人が止めてよいものでもない。もしこれを使うのであれば、 ・日頃のアカウントに管理者権限を使わないこと。 ・Webアクセスは、必ずMicrosoft Edgeを使うこと。 ・メールを利用する人は、迷惑メール対策があるメーラーを使い。ヘッダーなどの情報をちゃんとその都度確認し、安全な相手は仕訳で安全をサインするフォルダに自動仕訳させること。 ・個人情報を扱うようなサイトは、EdgeのInPrivateを使って分離すること。 ・AdblockやAdblock Plusを導入すること。 ・ビジネスクラウドをWebブラウザで使うような用途では、必ず履歴やパスワードをクライアントに残さず消去しておくこと。 が重要になります。 最後の項目がある運用の場合は、絶対にDefenderだけでセキュリティが担保できると思わない方が良いです。もし、Defenderでやりたいなら、SAでWindows 10 Enterprise E3のライセンスを購入して有償版のATPにした方が良いです。1台2台で使う物じゃないので、市販のセキュリティソフトより高いですけどね。 ウィルスに感染しなければ安全なんてのは、既に昔の話です。 今は、HTML5+CSSのスクリプトの中で、悪意のあるスクリプトと見なされない攻撃をするかにあります。そこから身を守るという点では、Denfenderは弱いです。 では、なぜ良い物扱いなのか?正直分かりませんとしか言いようがありません。確かに、Windows10での感染リスクは下がっており、信頼性は上がっていますけど、それでも攻撃がゼロではなく、マイクロソフト社内でも感染がゼロとは言えないという記事は以前から出ています。 https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2016/09/07/msit_malware/ そういう点で考えた時に、これらが書かれる理由は、マ社に何らかのメリットがあるか、または最初に書いたようにOSメーカーはある程度の中立性を担保する必要があり、それが多様性というビジネスを生み出すため、ある程度必要悪を残そうとしているという可能性もある。 他にも、UWP中心にするためには、セキュリティソフトが邪魔とか、フィーチャーアップデートの度に、セキュリティソフトが阻害してアップデートに失敗したという連絡が、マ社にくるのは嫌になったからということかもしれない。 もちろん、ATPの品質向上や広告(これはDefenderが影響するのかは不明だが、止められます)の精度向上のため、人柱募集という流れもあるでしょう。 即ち、マ社にメリットがあるので、売り込みの一環として、ユーザーにも今までのセキュリティより遙かに良いよというには、市販ソフトは不要としたいのでしょう。実際に以前よりは遙かに精度も上がっているのですから、何年か前ぐらいの市販で見れば、フリー版は市販より良いんじゃないかな? ちなみに、ATP版もEndpoint等のサードパーティより良いかどうかはいろいろ微妙な面もあります。大規模での組み込み運用性は高いですけど……。運用するアプリケーション環境次第では、市販ソフトの方が取り回しや管理性に長けるケースもあります。 まあ、セキュリティは使い方次第です。UWPアプリしか使わないとかなら、Defenderで十分です。何もかものセキュリティ管理を一画面で見たいなら市販ソフトじゃないと無理です。だから、セキュリティを重視する人は、市販ソフトを入れます。お値段を重視する人は、Defenderを使います。 どっちも感染はブロックできるケースが多いですが、感染せずに情報を搾取したり、コンピュータリソースを取り出すような攻撃に強いものが多いのは、市販ソフトです。
その他の回答 (13)
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9601)
pomelofamilyjpさん、こんばんは。 どのみちどちらも必要だと思います。Windowsがデフェンダーに乗り出して10年まだ立っていないです。それに比べ、他のウイルス対策ソフトメーカーは20年近くは別の独自のノウハウを持っています。比べ物になりませんよ。見送らず、そのまま更新しなさい。
お礼
回答ありがとうございました。 確かに歴史は違いますね。 ただ「もはや不要」という方もいるので 一旦情報を整理しようと思います。
- uuuuu8u8888uuu
- ベストアンサー率28% (64/227)
不必要です。 むしろ市販品は誤検出が非常に高すぎて迷惑です。 私の職場でもマカフィーが誤検出の暴走をなんども発生させていて、 そのたびに業務が停止する上に、 職場はパニック状態になっています。 なぜ誤検出率が非常に高いかというと、 ゆうりょうセキュリティソフトウェアは検出率を上げるために、 何でもかんでも検出するように設定されています。 そのため、 誤検出まで非常に多く発生しています。これではマカフィーじたいがマルウェアです。 ディフェンダーのほうが何倍も増しです。 ちなみに、 せいかくには Windows 10 にディフェンダーが搭載されているのではなく、 Windows 8 からすでに搭載されています。 また、 市販のセキュリティ ソフトウェアがなくならないのは、 情報弱者が多いからです。わかりやすく例えるならば、 [科学の発達した現代社会でも お守りや おみくじが なくならない理由] と同じです。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほどディフェンダーは「おみくじ」ですか。 他にも色々な意見があるので今一度整理してみます。
- takaman5555
- ベストアンサー率54% (1410/2580)
現在のdefenderはかなり性能が上がり実用的になっていますから、有償ソフトを使わずそれで済ませるというのもありですよ。 ただ細かいことを言うと、誤検知による削除が他のソフトよりも多かったり、圧縮ファイル内に感染ファイルがあると圧縮ファイルごと削除してしまったりといったようなことはあります。
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- dimio38
- ベストアンサー率23% (869/3648)
ようは、WindowsDefenderを信じるか、市販のセキュリティーソフトを信じるかだと思います。 あと、市販のソフトだと、ここの案件に問い合わせ対応がしていただけますよね。
マイクロソフトで何かを発表すると、既存の団体、ソフトウェアが消えます。 漢字変換WXII・・・NCSAのブラウザ・・・Office(最近知ったんですが)・・・バックアップ・・・ 対ウイルスのセキュリティーソフトウェアは消えませんね。 ソフトウェアのヘルプでヘルプを見ると著作権者の名前が出ます。マカフィー社、ウイルスバスター社、NOD社、優秀ですねー、買い取られませんでした。 ビル・ゲイツが結婚式をしたいと申し込んだ先で断られたらしい。そしたらその企業ごと買い取ったって話が、このソフトウェア吸収を示唆してるんですよね。 ただ 私は対ウイルスソフトウェアはセキュリティークライアントだし、使ってませんが。
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- K_byakko
- ベストアンサー率28% (307/1085)
余談になりますが…。 最近のWindows 10では、市販されている(当然、Windows 10正式対応版ね)ウイルス対策ソフトをインストールしている状態でも、Windows Defenderで非常駐型ウイルス対策ソフトとして静的スキャン出来る様になっています。 #8.0投入当時だと、市販のウイルス対策ソフト(Windows 8.X以降対応版)をインストールする過程でWindows Defenderは自動的に無効になり、アンインストールの過程で、再度有効になっていました。
お礼
回答ありがとうございました。 勉強になりました。
- 2012tth
- ベストアンサー率19% (1893/9468)
個人的には、Defender とプロバイダ側から提供されている 有償 (月200-、) のスキャンソフトを併用使用中です。 Winfows10 の Defender は、無料で自動だけど?任意での スキャンが出来ないです。 プロバイダ側で用意されているオンラインスキャンソフト は、有償提供だが?任意スキャンが出来ます。
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- okvaio
- ベストアンサー率26% (1979/7610)
>Winodow10に市販のウイルスソフトは不要? 要は、Defenderと市販セキュリティソフトで、何が違うかです。 Defenderは、未知のウイルス検知、迷惑メール検知、パスワード保護 といった機能が無いと言うことでしょう。 市販セキュリティソフトにはありますが・・・ ですから、この機能が要らないような使い方なら、問題ないと 言うことでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
変に説明するよりこれを見て下さい http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1712/20/news036.html また一番の問題はトロイの木馬で感染しても、サーチが困難であり発症したら駆除できるのは50%程度です、何故かと言うと多くがシステムに食い込むため、Windows自体を部分的に切り離し削除するという荒業になるのですが、当然ながらWindowsが動いている状態でやればWindowsはフリーズしますから、出来ないと言う事になります、ゆいつ安全な対策は発症前に駆除や入り込ませない事であり、これが90%の防御と95%の防御でとなった場合、はたして90%で満足して良いのか残り5%もっと差がないとして1%でもそれの発症を許したら終わりだと言う事です。 また課金情報(シークレットブラウザ、シークレットソフトキーボード等)の保護が無い、これはどのアンチウイルスソフトでも無料なものには無い機能で、有料と無料の決定的な違いです。
お礼
回答ありがとうございました。 指摘していただいたサイト見ました。 やはりディフェンダーだけでは足りない機能が 市販のソフトにはあるようなので、 マカフィーを継続します。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
セキュリティソフトの命はウイルス定義テーブル。これを毎朝毎晩更新していないセキュリティソフトはお飾り。気休め。Defenderはしてますか??マカフィーは?
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。 マカフィーは自動更新のようです。
- 1
- 2
お礼
丁寧な解説をありがとうございました。 初心者の私には理解できない部分もあり ましたが、そこは自分なりに勉強したいと 思います。 とりあえず、マカフィーは継続します。