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箱根駅伝 駒澤大学の工藤選手の失速
途中からふらふらと蛇行してバランスが保てなくなりました。 必死にこらえて無事次のランナーにタスキを渡すことができたのですが・・・ どんなアクシデントだったのでしょう? ネットには「ヌケヌケ病」という言葉もありますが・・・ 走る前から体調不良であれば出走を取りやめて選手交代もあったのか? 走り出してから体調が激変することはよくあるのか? どなたか教えていただきたいです。
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>走る前から体調不良であれば出走を取りやめて選手交代もあったのか? おそらく走る前の段階で体調不良はなかったかと思います。 補欠選手との能力差にもよりますが、通常、体調不良、たとえばレース前日ではなく一週間前くらいに風邪をひいた、という程度でも、別の選手に変えることはよくあります。 工藤選手の場合、練習時に同様の症状になったことなど、不安要素はあったのでしょう。 しかし、ハーフマラソン1時間1分台で走る、今回の箱根駅伝出場選手中日本人では ほぼ最上位にあたる実績(優勝した青山学院大のエース田村選手よりも速い)を残している選手のため、アクシデントの可能性は捨てきれなかったとしても、その実績を鑑みての抜擢だったかと思います。 駒澤大学は、かつて4連覇をした黄金時代でも、往路よりも復路にエース級を配置し逆転優勝するという戦略で勝ってきたので、工藤選手にはその期待も大きかったのだと思います。 で、実際に工藤選手は、あれだけ蛇行した苦しい走りを見せていながらも、区間記録としては全20選手中14位という結果です。駒澤大学や工藤選手にとっては不本意な結果だったかと思いますが、万全の状態でアクシデントもなく走りきった選手でさえ、今回の工藤選手にかなわなかった選手がいるという意味では、駒澤大学としては仮に工藤選手にアクシデントが発生することを考慮し補欠選手に変えていたとしても、さほど結果は変わらなかったのかもしれません。 >走り出してから体調が激変することはよくあるのか? 体調の激変はプレッシャーなど精神的な問題もありますが、身体的な面でもあることはあります。 よく言われるのが、急激な気温の低下による低体温症があげられます。 また、男子選手でもレース時に貧血症状を起こすこともあります。 女性に多い鉄欠乏生貧血とは異なり、運動性溶血性貧血、希釈性貧血など、本人には事前の自覚がなくレース中やウォーミングアップ中に発生してしまうものもあります。 多くの場合はレースまでのコンディションを整える調整期間で予防策を巡らせるかと思いますが、それでも可能性はゼロにすることはできません。 なお、あまり報道されてはいませんでしたが、優勝した青山学院大の選手でも、往路では調整不足か何らかコンディションの不調、想定よりも気温が高かったことなどが原因してか、全体的に後半になって失速している様子が見られていました。
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- cactus48
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本人に聞かないと本当の事は分かりませんが、脱水症状を起こして 意識が朦朧としていて、自分では脱水症状を起こしている事に全く 気が付かないで走り続けていたように見えました。 ヌケヌケ病?、それって何なのですか。聞いた事もありませんよ。 襷を渡してつなぐ事しか頭になく、給水係りが水を渡そうとした事 も目に入っていないように見えました。 走り出してから体調が激変する事はあります。今回も工藤選手だけ でなく、青学の5区の選手が往路ゴール前に足に異変がありました よね。異変や激変は突然起きます。入る前に異変があれば、監督は 直ぐに選手交代をします。
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ありがとうございます。 元駅伝選手の和田某という俳優さんが「ぬけぬけ病」についてコメントしておりました。 寒い時期のレースで10K程度の距離で脱水になるとは考えにくいし・・・ インフルエンザのような高熱の病気だったら、出走前から状況把握できていただろうに・・・ 何だったのでしょうね? まさに、本人に聞かないと・・・ですね。
- eroero4649
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テレビの解説によると、以前から左足が抜けるような感覚になることがあったということですね。おそらくは股関節に何らかの故障を抱えていたのだと思います。 そのことは監督も知っていたようで、マスコミの取材に対して「情が動いてしまった」とコメントしていますね。それまで看板選手の一人として頑張ってきたのでつい外すのに忍びなかったということみたいですが、指揮官として失格ですね。「情に掉させば流される」になってしまいましたね。 彼の失速の陰で「俺を起用してもらえたらちゃんと走れたのに」と思った部員が絶対に何人かいたはずです。他に選手がいなかったならまだしも、不憫ですよね。
お礼
ありがとうございます。 監督は工藤選手の体調が悪いのを知っていて、あえて起用したということなのかもしれませんね。ただ、単に股関節とかのパーツの問題でなく、ふらふらと全身状態に問題のある様子だったので心配でした。出走できなかった選手たちの気持ちは・・・複雑だったでしょうね、シード権も無くしたし・・・
お礼
ありがとうございます。 詳しく教えていただき納得です。 トップレベルの選手にとって究極のレースでは、良そうもできないことがおきるし、多少の不調でもアベレージのランナーよりも記録を残すという事実も重たいものと理解できました。 さすがのコメントに敬服しました。