こんにちは。
とりあえず緊急に薬で興奮等を抑えなければならないときには、
1)薬100%、カウンセリング0%
その後、減薬していき、
2)薬0%、カウンセリング100%
3)薬0%、カウンセリング0% (完治)
が理想的な流れと考えられます。
1)から2)への流れは、途中経過によって、また医師の方針によって変わってきます。
2)の薬0%にいかず、薬を飲み続ける場合もあり得ます。薬を飲み続けている状態は継続的な治療状態です。2)にもっていこうと努力する医師は良心的な医師と考えます。
一般的には、1)での比率は一概にはいえないと思います。しかしながら、ここから減薬していかないと完治には到達しません。
ちなみに、名前のとうった大学病院でもカウンセリングを軽視して、薬一本というところも実際にあります。
資格の観点からみてみますと、
医師かつ臨床心理士資格の場合には、医師が一人で薬とカウンセリングの比率をコントロールできますので、理想に近い組み合わせのコントロールができると考えられます。
医師と臨床心理士が別々の場合、医師が主導権を持ったチームとして対応しますが、方針や意見のくい違いが出てくる可能性もあります。
(欧米では、医療系の心理士は必ず博士号を持っており、地位が医師と同等で心理治療に力を持っていますが、日本では医師の指導の下で心理士が医療心理に対応することになっています。)
蛇足となりますが、臨床心理士資格も持っている医師は、薬だけに頼らず、カウンセリングに対する意識も高い先生方なので、お薦めできます。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発
幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育
◆対応分野
学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存
メンタル支援(脅...
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お礼
緊急の対応、減薬、の話ありがとうございます。 完全に主観ですが、一般にお医者さんは皆さん、すぐに薬出したがるように感じてます…。軽めの薬なんでしょうか…、物凄く頻繁に、「安定剤」「睡眠剤?」みたいなの処方してる気がするんです…。まぁ素人の先入観100%ですが… 色々ありがとうございました!