- 締切済み
スマホでやるフラッシュカードの効果は?
- フラッシュカードをスマートフォンでやっても効果はありますか?
- 七田式や家庭保育園のようなフラッシュカードを自作し、スマホで子供に見せています。
- 効果的なフラッシュカードの作り方や使い方について教えてください。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家松代 信人(@sainou) 知的発達障がい児教育の専門家
こんにちは。 フラッシュカードのついては、賛否両論ありますが、ご質問の趣旨からしてここでは立ち入りません。 まず、紙メディアとディスプレイメディアの場合の違いについて考察します。 [反射光か自発光か] 紙メディアの場合には、周囲からの光の反射が目に入ります。これに対してPCやスマホでは、自発光の光が目に入ります。このこと自体が、フラッシュカードの設計意図に影響を与えるものではありませんが、小さいお子さんが見た場合の見易さ、すなわち自発光が明るすぎないか、暗すぎないかといった設定は重要となります。できるだけ、自然な室内環境で見た場合のカードの明るさの見えに合わせるべきです。 [手にとってみることができるか] 元々、3次元情報を2次元に投影した情報が紙に記録されているわけですから、手にとることが3次元情報を復元するわけではありませんので、このこと自体は重要でないと考えます。 [カードの切り替え時にフリッカーのようなものが出ないか] フリッカーのような雑音が、目障りとなり効果を下げる可能性はあります。 [表示の大きさ] 推測ですが、カードやその内容の大きさは、長い年月をかけて経験的に最適値に近いところに設計されていると思われます。表示の大きさと視距離には最も気を配られる必要がございます。その意味で、スマホでは表示が小さすぎるかもしれません。 結論といたしましては、自然な室内環境でのカードの見えにあわせた、自発光メディアの明るさの設定とカード表示の大きさと視距離が適切で、カード切り替え時に余計なノイズが出たりしなければ、効果に問題はないと考えます。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
もっと見る