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海上自衛隊のP3C対潜哨戒機の退役
海上自衛隊のP3C対潜哨戒機の退役後、新しい対潜哨戒機はどんな哨戒機ですか?
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追加です。 P-1の配備によって退役するP-3Cですが、全てが用廃になるのでは無く、東南アジア方面の第三国に供与される計画があり、現在その候補としてマレーシアが上がってます。 フィリピンも南沙諸島に展開する中国軍に対する警戒として、海自のP-3Cの供与を求めていたようですが、運用に当たって兵員に高度な能力と高価な維持管理コストが掛かるために、同じく海自で退役となったTC-90が供与されました。 マレーシアに対しての供与計画はまだ継続審議中ですが、もし実現した場合でも第三国へ軍事機密流出防止のため、高性能の潜水艦レーダーなどの機能を排除したスペックダウンモデルとなるようです。
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- twin-dog
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ニムロッドは同じターボファンでも低バイパスのロールスロイス「スペイ」を採用しているから、低速飛行中にエンジンを1,2発カットオフすることにより低燃費効果がるのです。 低バイパスターボファンだとエンジンカットオフしてもファンの回転抵抗による空気抵抗の増大が少ないからです。 また同様にP-3Cがなぜ低速飛行時に1,2発のエンジンをカットオフして低燃費飛行が行えるのかと言うと、ターボプロップ機はエンジンカットオフ時にプロペラブレードをフルフェザー状態にして空気抵抗の低減ができるからです。 一方P-1に採用されているIHI F7-10エンジンは高バイパスターボファンエンジンなので、飛行中にエンジンカットオフしてもファンブレードの回転抵抗が大きく、却って全体の抵抗が増えてしまい燃費向上につながりません。 また、飛行中にエンジンの再始動に失敗する可能性もあり安定性を重視すると低速時にエンジンのカットオフはさほどメリットはありません。 また、米海軍のP-8は元々双発ですので、片側のエンジンをカットオフすると大きな不整モーメントが発生し、それを解消するために過大な当て舵を行うため、それにより抵抗が増大し双発飛行よりも燃費が悪化するため、哨戒飛行などの低速飛行時でも片側エンジンのカットオフは行いません。
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ご回答ありがとうございます。 p-1は無理だそうです。もう少しパワーのあるエンジンが必要ですね。
- twin-dog
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>結局、ジェット機ですか?4発の燃費食いそう。 P-1は4発機ですが機体サイズが90席程度のリージョナルジェット程度の大きさです。 そのサイズで4発機なのでエンジン個体の推力も離陸推力で60KNと低く、4発でもリージョナルジェットと同等の物です。 そのため4発機と言えどもさほど燃費は悪くありません。 当然のことながら双発機よりは4発機の方が安定性も良く生存性も高くなります。 また海自は北朝鮮の不審船事件の経験から、P-3Cと同じ4発機を要望してました。(北朝鮮不審船事件の時、不審船から追跡飛行中のP-3CへRPGが撃たれた) また、現在米海軍でもP-3Cの退役は進んでおり、後継機種としてP-8の配備が進んでいます。 P-8はB737をベースに開発された機体ですので当然ジェットです。 現在ではターボプロップで新たに開発された機体は有りません。 なぜなら、ターボプロップはジェットより巡航速度が遅く、哨戒区域までの到達時間が掛かり、またジェットより巡航高度が低く民間機と同等の高度を飛行できないからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そのサイズで4発機なのでエンジン個体の推力も離陸推力で60KNと低く、4発でもリージョナルジェットと同等の物です。だったら、もう少しでも、離陸推力を挙げることが課題ですね。ニムロッドみたいに緊急時に4発、低速巡行時に2発が稼働していればいいというわけにはいかないですかね?
- twin-dog
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ご回答ありがとうございます。 海上保安庁にも回してあげたいですね。そうですか?でも、まだ使えるんだから大したものですね。