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電車のMT比の違いによる走行への影響

稚拙な質問で回答がいただけなかったので、質問の趣向を変えて再質問致します。 さて、総武緩行線に山手線からE231系500番台が転入して来ていますが、従来からいる基本番台のMT比が4M6Tに対して、500番台のMT比は6M4Tとなっています。 両者を乗り比べてみましたが、加減速の感じには特段違いは感じられませんでした。 そこでプロの運転士さんか運転士経験のある方に質問します。 出力が同じ主電動機、同じ歯数比の電車でMT比が異なる場合、運転すると加減速に違いを感じることがあるのでしょうか。

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  • FEX2053
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回答No.1

誰も回答されないようなので、プロさんからのまた聞きでよければ。 昔の「釣り掛け電車」のころは、MT比が違うと明らかに加速が 違っていたそうですが、昭和30年ごろのいわゆる「新性能電車」 の頃から、MT比による加速の差は「あまり感じない」らしい です。185系の6連と7連など、大した差はないらしいです。 さらに最近のE231/E233系の差は、「平常時ならほぼ同じ」で、 むしろ、編成ごとの個体差の方を感じるんだとか。 確かに、インバーター電車は加速のパターンを自動制御してます からね。MTの比で力の差は出ない「はず」でもあります。 E233系のM車が増えている理由は、加速力云々ではなく、異常 時でも運転を継続できるような「余裕」なんだそうです。さすが にE231系でM車がダウンすると、2M8Tになっちゃいますからね。 これで運転しようとすると、主電動機が過熱して自動的に電流を カットしてしまい、前途の運転が不可能になります。E233系だと 1ユニットカットしても、定時運転が可能なんだとか。 なんにせよ、電車のモーターは「連続使用時の発熱状態」が問題 で、平坦線の運用でM車比率が多少低くても、ちょっと余計に 電流を流せば、熱が上がりきる前にノッチオフできるので、問題 なく同じ加速力で走れるんですよ。

noname#231574
質問者

お礼

なるほど! 詳しく、丁寧にご教示いただきまして、ありがとうございます。 よく分かりました。

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