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いじめっ子はなぜ、いじめをやめられない?
いじめっ子は、その瞬間はスカッとするのかもしれません。 しかしこれだけ連日、いじめ自殺のニュースが流れているのを目にしないはずがありません。 もし自分のいじめている相手の子が自殺してしまえば、ニュースになって、新聞にものり、ネットで簡単に学校名や、下手すれば自分の実名まで特定されてしまう恐れもありますよね。 なぜそういうことを全く気にせず、いじめ行為を続けてしまうのでしょうか。 「自分のしているいじめを正当化して、『あいつが悪いから懲らしめるためだ』と思っている」 「いじめている自覚はあるけど、まさかそんな大ごとにはならないだろう、とタカをくくっている」 の二通りくらいしか思いつきませんが、自分の経験上、タカをくくっているタイプの人のほうが、より深刻ないじめをしてしまい、あとで後悔するパターンが多い気がします。 中学校のころ、いじめっ子A子がいたのですが、このタカをくくった考え方をしていました。被害者のおとなしい女子たちが先生に訴えて、自分のいじめがバレたあとも、余裕の表情で、 「この程度で『いじめられたー』とか、バッカじゃないの(笑)」 という言葉とともに、すぐには加害をやめませんでした。 でもそのひどい態度にさすがのおとなしい子たちもキレて、 「今までAにはあんなことをされた、こんなこともされた。私たちは対等な生徒同士のはず。それなら、当然、私たちには、A子にされたのと同じことを、A子に対してする権利があるはず!」 と言い出し、A子の親にも、自分の娘が周囲にしてきた具体的な行為(被害者たちが「自分たちもA子に対してそれをする許可」を先生に求めた、その内容を聞いて絶句したそうです)が伝わって、周囲の大人を巻き込む大騒動に発展してしまいました。 最初にばれて怒られた時点で、きちんと謝って、すぐ加害をやめていれば、「ごめんなさい」ですんだ話なのに、いったいどうして、こんなになるまで続けてしまったのか心底疑問です。それでこの質問を立てました。