- ベストアンサー
アイソトープについて
アイソトープ治療後、水洗トイレでじゃなく汲み取り式のトイレで用を足した場合、当然水で流せないんですが、放射線はどれくらいで便からなくなりますか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
詳細が分かりませんが、一般的なことから。 アイソトープとは日本語で放射性同位体と言います。要するに放射性物質です。(このくらいのことはご存知のようですね。) 放射性物質は時間とともに崩壊して減少していき、放出する線量は弱くなっていきます。 その弱くなり方を放射性物質ごとに決まった半減期という指標で表します。 半減期の期間が立つと、元の半分の強さになります。 ですので、どんどん弱くなりますが、なくなってしまうことはありません。 もし、投与を受けたアイソトープが「ヨウ素131」ですと、半減期は約 8 日ですので、最初の日から 8 日立つと、半分になっていて、16 日たつと 四分の一になっていると言うことになります。8 日たつごとに、八分の一、十六分の一となっていきます。 放射線量は、このように少なくなっていきますが、その放射線による被曝を考えますと、単純に言って放射性物質からの距離の二乗に反比例します。 分かりにくいかもしれませんが、治療のために投与されるアイソトープの量なら、数メートル離れると、人体への影響はほとんどないと考えられます。 時間が立つことによる減少と、距離による減少がありますので、気にすることはないと思います。
お礼
ありがとうございます!大変参考になりました。