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樹木の傾斜角度の測り方

公園や街路樹などで大きな木が植えられていますが、台風などで幹が傾いているのが見られます。その樹木の傾斜している角度は、基本的にどう測るのが正しいのでしょうか。中くらいの樹木では、先端が上向きに立ち上がっているものもみられます。大木で、ひどく傾斜している樹木は危険に感じますが、倒れないものなのでしょうか?教えてください。

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 測量に使う重り・・・ が無かったら、無風の時、5円玉を糸で縛って重り代わりにしてもいいですが、それと分度器を準備して、糸の上側を「質問者さんが、根から幹のここまでの傾きを知りたい」と思う「ここ」の部分に押し当てて、重りを自然に垂らします。  分度器で、幹と押し当てた糸の角度αを測ります。糸と水平な地面の角度は90度です。三角形の内角の和は180度ですから、180-α-90で、幹と地面が作る角度がわかります。  水平な地面と幹が作る角度が90度なら傾いていないことになるので、結局、最初に測った「α度だけ傾いている」ことになります。  地面じたいが傾いている(坂になっている)場合は、樹木が傾いているかのように見えても「実はまっすぐ(鉛直線方向:水平面と垂直)に伸びている」という場合もあります。  この場合、上記と同じように測って、αがゼロになります。この場合、傾いて見えるのは目の錯覚なので、倒伏の危険はほぼないと言っていいでしょう。  逆に、傾斜した地面に「垂直」に生えている木は、実際は重力に対して傾いているので、倒れる危険があります。この場合、αはゼロにはなりませんので注意を。 > 大木で、ひどく傾斜している樹木は・・・ 倒れないものなのでしょうか?  これは、根の状態を見ないとなんとも言えません。  根さえしっかりしていれば、大丈夫です。風の強い海岸の松群(防風林)などはすごく傾斜したり曲がっていたりしますが、倒れません。  逆に、根が弱っていれば、傾斜していないように見えても明日倒れるカモです。

td1098
質問者

お礼

早速の解答、ありがとうございました。簡単で分かりやすい測定方法です。確かに傾斜地では目の錯覚で違った見え方になってしまいます。気を付けないといけません。大きく傾斜している木は根の力によって支えられていますから仰せのとおりです。

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