- ベストアンサー
長崎新幹線は無駄、JR九州は完全民営化したのに
- 長崎新幹線は完全政治新幹線とされ、恩恵は長崎県民に限られる。
- 九州には無駄な空港が多く、維持費は黒字空港が負担している。
- JR九州は完全民間会社であり、政治の関与は不要である。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
はじめまして。 私も長崎新幹線には大いに疑問を持ってます。全線フル規格で建設したとしても時短効果は知れていて、特に佐賀県にとってはメリットより負担の方がはるかに多いです。 いろいろ話を聞いたら、新幹線が欲しいという声は要するに「新大阪まで乗り換えなしの列車が欲しい」なんですね。時間を短縮したいという要望はあまりないんですよ。 アジアからの船旅の客が長崎には多く到着しているようで、新大阪(~東京?)までの乗り換えなし便があればそれなりに利用者はいるのかなと思います。 個人的には「在来線」「新幹線」というキッパリした分け方をやめて、低規格標準軌線という括りを新たに作るべきかなと思います。最高速度を160km/h、130km/h、110km/hぐらいの段階にする。他にも高架化する/しない、複線/単線など費用を減らす妥協点はいろいろあります。 高架化しないということですと線路に動物などが侵入して事故が起こり得ますので(実際に秋田新幹線の在来線部分でよく起こります)ダイヤに狂いが生じやすいという事情を考えれば、大動脈である山陽新幹線(あるいは東海道新幹線?)への影響が大きいので嫌がられると思います。 なので高架化あるいは場所によっては壁などで遮るという方法を採っても、在来線特急レベルのスピードしか出さない設計で作れば工事はだいぶ減らせると思います。 要は長距離版「博多南線」を作るということです。 新幹線=フル規格!としか考えられないのは合理的ではありません。山形の人は偉かったなと思いますが、ミニ新幹線にも弊害はあります。その最大のものは在来線ネットワークが切れてしまうということでしょう。ならば「標準軌で低規格の線路を新設」という方向は検討されるべきかなと思ってます。