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オーディオ業界と趣味
先日友人の家に招かれて行ったらリビングの一角にお父さんが趣味としている豪華?なオーディオ装置が置いてありました。私でも聞いたことがあるブランドの物がいくつもあったのですが、お父さん曰く、最近はオーディオを趣味とするマニアも減り業界も衰退しているとのことでした。 オーディオを趣味としている方、趣味としていた方にお聞きしたいのですが、オーディオというのは一時のブームだったのでしょうか?
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ひとことで言えば「音楽の楽しみ方が変わった」ということでしょう。 回答者が若者だった1970年代には、どのようなジャンルの音楽でも、自分の好きな物を好きなときに聞くにはそれなりの道具が必要でした。最低限のコストでこれを実現できたのはラジカセでしたが、レコードを楽しむにはこれでは足りず、レコードプレーヤーやアンプ、スピーカーなどが必要となりました。 ソニーのウォークマンが登場する以前の時代で、特にオーディオ好きでもなかった回答者が学生時代の後半に住んでいた4畳半の下宿にも、大学の生協で購入した場所を取るスピーカー(ダイヤトーン DS251-mk2)が鎮座していました。 ところが1979年にウォークマンが登場、その後携帯できるデジタルオーディオ機器が普及すると状況は大きく変化し、多くの人にとって音楽はスピーカーではなく、イヤホンやヘッドホンで聞くものになりました。さらに特にこだわりがなければ、そのような専用の機器さえも不要で、スマートフォン1台あれば音楽のダウンロードも再生もできてしまう時代になりました。 とくに日本の都市部では住宅事情もあって、場所を取るスピーカーやアンプの類は人気がなくなってしまいました。(回答者のDS251-mk2は今も持っていますが、鳴らす機会は大きく減り、たまに聞くと「音楽をスピーカーから聞く」ということだけで感慨深いものがあります) もちろんディープでコアなオーディオマニアは昔も今も一定数は確実に存在しますので、超高級オーディオ機器の市場は現在も存在しますが、その下のクラス以下の市場が急速に縮小してしまったのです。 これと同じようなことは写真(カメラ)の世界でも起きています。特にこだわりがなければスマホのカメラで事足りてしまいますので、高級カメラはともかく一般向けのコンパクトデジカメが売れなくなっているのです。
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- eroero4649
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あれはお金がかかる趣味ですからねェ。システムにそもそもお金がかかるだけではなく、それこそある程度以上の音量で楽しみたいなら部屋も防音室にしないといけませんし、それこそ専用の電源を引く人たちもいますものね。何百万円もかかるのは当たり前、千万円単位のお金だってかけようと思えばいくらでもかけられます。 バブル崩壊してからこの方、このデフレジャパンの中でそんな酔狂ができる人はどんどん減っているということなのでしょうね。特に実質手取りが伸びない若い世代なら尚更だと思います。
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- fujitapari
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そうですね、昭和の経済の発展とともに、盛んになっていきましたね。 最初はみんな貧乏で、安い部品や製品を集めて、自分なりの最高の音を求めて努力してきました。 そんな彼らが少しずつ裕福になると、買い求める機器も高くなり、メーカーや業界も発展していきました。 そのころの男の趣味は、オーディオと車(やバイク)の二つが双璧でした。 これらは、金がかかるので、最近は下火になってるようですが、定年後に再燃してる人も増えてるようです。 オーディオは、自分なりの最高の世界を作る高尚な趣味なので、繊細で地道な努力が不可欠です。 若い時は体力と情熱があったのですが、年を取ると耳も悪くなり、オーディオルームも制限されると「このくらいでいいか」と妥協してる人も多いと思います。 そんな装置でも、音楽が流れると、情熱を傾けた若き日の思い出が蘇ります。 最高の音楽を最高の装置で聴いたという、自慢と誇りは、今の若者たちには負けません。
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- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
ブームというのは一時的熱狂のことですが、オーディオブームはブームとは言えないほど長く続きました。私がオーディオ趣味に嵌まったのは1960年頃ですが、その頃から秋葉原の電気街にはたくさんのオーディオショップがありました。それが2005年頃まで続きました。つまり50年近く続いたことになります。その後スマホやiPadが売り出され、iTuneなどで無料の音楽が手軽にダウンロードできるようになると、オーディオの火は消え、秋葉原のオーディオショップも姿を消しました。そうなったのはネットショッピングも影響しています。秋葉原に行かずともどこでも買える時代になったのです。 オーディオマニアには2種類あります。音楽性の高いクラシックやジャズの愛好家で、高価なアンプやプレーヤー、スピーカーに惜しげもなく金を注ぎ込むヘビーマニアです。ついで主にロックやポップスを手軽に聴ければいいという愛好家です。スマホが出てくると、後者にとっては金のかかるCDやレコード音楽でなく、ヘッドホンで聴くスマホ音楽で十分なのでオーディオから離れました。ついでにCDも見捨てました。オーディオマニアのほとんどはこういう人たちだったので、秋葉原だけでなく全国のオーディオショップ、CDショップが商売にならず、潰れてしまいました。これをオーディオブームの終焉と言うのでしょう。しかしながら前者のヘビーオーディオマニアは、昔と変わらず依然として残っています。何十万、何百万もする高級オーディオシステムは以前と同じように売られています。ハイレゾのようなレベルの高い音楽ソースも売られています。かく言う私もその一人ですが、オーディオの時代が終わったとは思っていません。iTuneで十分な手軽な音楽愛好家がオーディオから離れただけです。。
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- qwe2010
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一時のブームでしたね。 レコードと、それを再生する機器、 数百万円もするのを、持っている人も居ました。 真空管式アンプから、トランジスタアンプになり、音の奥行きが無くなってきたように思います。 レコードから、CDになって、魅力が全くなくなりました。 高音が、シャカシャカ、うるさいだけになってしまいました。 私が一番感動したのは、バイオリン奏者が、目の前で弾いているようでした。 真空管式アンプでした。 これを、トランジスタアンプに変えると、人が居なくなるのです。
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- santana-3
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ブームでしたね。デジタル機器、特にCDが出現した時点で、オーディオの概念が消えてしまいました。
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一時のブーム、というより、百年も続いた定番の趣味が下火になりつつある、ということではないでしょうか。これは、クラシック音楽を趣味とする人が減ってきていることと軌を一にした現象だと思います。昔は高校のクラスに5人ぐらいはオーディオマニアがいたと思います。
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- nankaiporks
- ベストアンサー率23% (1062/4473)
ブームといえばブームだったんでしょうね。 それが音楽もデジタルになり、再生機材も小型化していき衰退していますね。 それに日本の住宅事情。 狭い日本では大きなオーディオは部屋が狭くなりますしね。 ですが音がいいのはオーディオです。 お金と部屋があればオーディオを揃えたい中年はいるとは思うのですが。 若い奴らはその音の違いがわからないので…。 そういう音にこだわる人が少なくなったのは寂しい限りですが。
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