その父親が母親である女性にプロポーズし自分の子供を生ませたのなら、こちらが頭を下げて妻になってもらい子供も生んでもらったのだから食わせるのは当たり前のことではないかな、と思います。
これはいってみれば会社が社員に対して「誰のおかげでお前は飯が食えるのだ」と迫るのと同じことだと思います。それでも、会社の場合は求人を見た人が自らその会社に応募したわけですから「お前がウチの会社を選んだのだ」といえるでしょうが、夫婦の場合は奥さんからの押しかけ女房でもない限り、妻にスカウトした以上その食い扶持の面倒を見るのは当然のことであり、当然のことをしただけではとても偉いと評価することはできないと思います。
他の「できた」旦那さんやお父さんは、妻を持ったり父になることで生じる「新しい責任」に対してきちんとその責任を全うしているわけですから、そこの相対的評価も下がるのはやむを得ないと思います。
ときどき、「俺は一生懸命働くことでお前たちを支えて云々」という人もいますが、あれは傍から見ると、本来負うべき父親としての責任を放棄して仕事に逃げているようにしか見えないので、あまり良い言い訳だとは思わないです。
特に子供というのは本能的に両親に対しては好意を持つものです。ある男性タレントさんが自分の父親について聞かれたインタビューで「父親は仕事をしていないときも多くて世間的にはダメな人だったかもしれないけれど、いつも一緒に遊んでくれて僕は大好きでした」と答えていました。
だから、そういう立場であるお子さんにさえ愛想を尽かされるっていうのはそりゃーもうかなりアウトな感じではないのかなと思うのですのよね。もちろん、反抗期にはそういう反応もあるわけですが、子供が自分が親になるような年齢になったときに愛想を尽かされたとしたら、そりゃアカンことですね。
私の父親はDV親父で、恨みつらみも少なからずありますが、私が2歳半か3歳くらいのときだったかな、父親と一緒に多摩川の河川敷で段ボールのソリで遊んだ記憶があるのです。それが「もう人生最高に楽しかった」というくらいに私の中に強烈に記憶に残っていまして、だから恨みつらみもあるけれどまあ許してやっか、みたいなところがあるのです。ま、他に「相応に遺産を残してくれそうだから」というのもありますけどね・笑。
お礼
おっしゃる通り、やはりこのような男性の方の態度はよろしくないのでしょうね。回答ありがとうございます。