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ビートルズのイエスタデイの音響的特徴

ビートルズのイエスタデイの音響的特徴を教えてください。左右のスピーカーでなってる音が全然違うと思うのですが、このことを音場があるというのでしょうか?

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  • John_Papa
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回答No.3

こんにちは。 こちらはAbfab Party Bandによるカバーですかね。 https://youtu.be/jo505ZyaCbA あれ、Original 1965年版はポールのギターが全音下げだった筈なのに、カバー版では更に低いぞ。ギターの位置も逆だし。 Youtube音源には、片側の位相を反転させたり、左右を入れ替えたり、ノイズをミックスしたり何らかの手を加えたものがたくさん存在します。 ま、オリジナルのまんまアップロードされた楽曲ではないと言う事でしょう。 passersby2様、さすがです。 ちなみに、片側の極性を反転させると、録音時のモニタースピーカーからの被りとされるダブリングは有るものの、ポールの声に芯ができ、"something wrong, now I long"の箇所に深めのエコーが掛かるように変身します。こちらの方がオリジナルに近いでしょう。 参照:日本語Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%87%E3%82%A4#.E3.83.9F.E3.82.AD.E3.82.B7.E3.83.B3.E3.82.B0 たしかに、定位を云々という録音では無いですが、それはそれで曲の味とか演出が有って、聴く人を引き付け名曲とされるのでしょう。 1965年だったら、もうステレオが普通だったので、初めて聴く時、曲が始まって片側からしか聞こえなかったら「何かトラブル?」って注目度が高くなるでしょう。そこにポールの歌が中央で始まってホッとする。そのまましっとりと失恋(トラブル)のバラードに浸る。計算済だったのではないでしょうか。 Youtube音源のように、ここでポールの声が散っていたらいつまでも落ち着けませんね。

noneya6
質問者

お礼

録音にも凝った曲なんですね。

その他の回答 (4)

回答No.5

初期のビートルズの楽曲には、片側からボーカル、反対側に演奏といった、極端なミックスの曲が多々あります。 一応ステレオという事になってますが、当時の限られた機材を駆使して彼等なりに工夫した試みでしたので、同じ時期の他のアーティスト達より、音が良いとされています。 とはいえ、現代の耳で聴くと違和感を覚える人達もいるようですね。 ステレオ感の分かりやすい"イエローサブマリン"なんかは効果音も混じっていて、臨場感を楽しめる曲です。 ベスト盤的な「イエローサブマリン~ソングトラック」は、ボーカルが真ん中の今風ミックスの音に編集されていて、違和感なく聴く事ができます。 賛否両論ありますが、自分は好きな音ですね。

noneya6
質問者

お礼

好きな音なんですね。

回答No.4

はじめまして♪ 本来在るべきの楽器位置と、演奏空間表現。という意味での「音場」としては、全く無いと言って良いでしょう。 実際に、かなり後にリリースされた「オリジナル録音テープを活用し、デジタル処理で高品位マスタリング」と言うCDが出た時、全ての楽曲がモノラルミックスに仕上げられていました。 本来の「立体音響/ステレオ」では無い。という事は間違いない事実ですが、音響的ウンヌンよりも、音楽的表現としての、左右のステレオトラックを活用した演出。と考えても良いと思います。 初期に国内で販売されたレコード音源を、親戚のステレオセットで再生し、親に買ってもらったモノラルのラジカセ、片方のスピーカーケーブルをミニフォンプラグに押さえつけて録音した経験が在ります。 片方だけ。という音源でテープ録音したのを聴いていたのですが、ラジオで同じ曲が流れて来ると、あれ?楽器が違う?? そうなんだよねぇ。当時のビートルズは、新しい方式のステレオを、オモチャの様にいろいろ使ってみて楽しみ、その結果で「出来てしまった」のが当時の音源なのでしょう。 ちなみに、当時のカセットに録音した音、ラジオ放送と違い過ぎたので、お盆とお正月というスパンで、もう一度左右反対側からの録音も行なってみたのは、言うまでもアリマセン。 結論:左右、片方だけの音は、両方を聴いたときと、かなり違う。まるで演奏自体が別の状態?という感じです。 音楽的には、左右の音を同時に聴いて成立する。と感じますが、あえて「モノラルミックス」に仕上げた後のCDだと、なんだか「面白み」が切り落とされたかなぁ、って思います。 「音場」ではなく、当時のレコード再生には左右を完全に分離出来ず、一部が適度にミックスされている。という状況も含め、「聴かせ方」という演出に「ステレオ方式」を活用したのでは?と考えます。 若かった当時のメンバーには、技術的探究心も旺盛ですが、セオリー通り。という縛りも無く、いろいろ何でも試しながら、楽しいサウンドを造って来たのでしょう。 音響的に、という片方からだけで言及しますと、かなり多くの部分で、避けるべき、という危ない?という事まで行なったと感じます。 ま、教科書通りの優等生は、特化した「オモシロサ」は出にくいので、このようなチャレンジを繰り返しながらの試行錯誤。その結果が、当時のビートルズが大きく評価されたのでしょう。 (音響的にどんなに良くても、楽曲的なおもしろさが無いと、ヒットしませんけれどね。。。)

noneya6
質問者

お礼

ステレオの特性を生かした録音なんですね。

noname#232424
noname#232424
回答No.2

>空前のヒット曲もあまりいい録音ではないんですね。 いや,まあ,個人的な感想としてください。世界中を炎上させたくないので。 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA#.E3.83.AC.E3.82.B3.E3.83.BC.E3.83.89.E3.81.A8.E7.A3.81.E6.B0.97.E3.83.86.E3.83.BC.E3.83.97 によると,こんな記載があります。 --------------------引用 1960年代中期、モノラル録音を電気的にステレオ風に加工した(擬似ステレオ, 略して擬似ステ, 英語版では Duophonic)ステレオ盤が多数製作された。 その頃のポピュラー音楽では同じ曲をモノラル録音と別に(後に、もしくは同時期に)ほぼ同じバージョンでステレオで録音し直す事もあった。例えばビートルズのレコードにはモノ録音、ステレオ録音(擬似ステに対し true stereo と言う)、擬似ステ、そしてステレオ録音を単に足したモノラル(擬似モノと言う事がある)のものが存在する。ビートルズの場合、さらに最新リマスター(リミックス)版が加わる。 ------------------------------引用終わり 1965年のYesterdayがどれに相当する録音か知りませんが(ファンなら詳しいだろう),ステレオ初期の技術による「骨董品」であることは確かでしょう。あなたの質問にある「音場」をうんぬんするレベルではないと思います 笑。

noneya6
質問者

お礼

意図的にステレオを感じさせてる気はしますね。

noname#232424
noname#232424
回答No.1

いろいろな録音があるはずですが, https://www.youtube.com/watch?v=Ho2e0zvGEWE 上記は1965年のオリジナルとされています。 伴奏は,楽器ごとにほぼ完全に左右に分離したミキシングですね。ヴォーカルは,センターにきちんと定位せずにぼやけ,いわゆる「中ぬけ」のような効果(スピーカの極性を左右で逆にするとこうなる・笑)が,意図的にされているように聞こえます。ぼく個人はいい録音だは思いません。

noneya6
質問者

お礼

その音源です。リンクを張るのを忘れていました。空前のヒット曲もあまりいい録音ではないんですね。