- ベストアンサー
潜水艦の潜望鏡はなぜ光学式
- 潜望鏡はなぜ光学式なのか
- 潜望鏡の必要性と現代技術の関係
- 新たな潜望鏡代替案の可能性
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>釣りで使うようなウキに高度な技術を投入して上端部に軽量カメラを取り付けま浮上させて撮影するのは現代技術では不可能なのでしょうか。 ふと想像してみました。ウキに長いケーブルがついていて、ウキには自動で伸びるような竿がついていて、それがするするっと伸びてその先にカメラがついている。 技術的には十分可能だと思います。しかし考えてみたら、かなり深い深度に潜水艦がいるとしたら、今やソナーでその代わりは可能です。中の人から聞いたのですけれど、今のソナーはヘリコプターが高度何メートルで時速何キロで飛んでいるかも水中から分かっちゃうんですって。 仮にブイにカメラをつけても、そのままだとあまりに高度が低すぎて波しか見えないでしょう。竿を長くするとひっくり返らないようにブイを大きくしなきゃいけませんからブイそのものが目立ちます。 原子力潜水艦が登場した以降の時代の潜水艦にとって、潜望鏡は浮上できるかどうかの安全確認のためのものですから、機械的故障の可能性が低い光学式のほうが信頼性は高いのだと思います。私もカメラで撮影するときは、電子ビューファインダーよりペンタプリズム式の光学ファインダーのほうを選びます。だってそこから見えた光景は「何も処理されていない風景」だからです。もちろん、今の潜水艦には赤外線カメラだのなんだのとついていると思いますけどね。でも光学式が一番信頼性は高いですよ。一番壊れにくいですもの。 もしかしたらそう遠くない将来、ブイについた竿の先に360度カメラがついてVR画像で海上の様子が確認できるものが登場するかもしれませんね。いや、もう実現しているかも。
その他の回答 (4)
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4811/17774)
電子工学マストの潜水艦はアメリカでは2004年に就役のようですからQV-10から10年後ですね。 設計は就役よりも何年も前に行われるのを考えると採用は結構早いと思います。 今はまだ発展途中で小型化や360度映像などが研究されているそうです。 もしかしたら次の世代やその次の世代になるとフロートカメラが登場するかもしれませんが 今はまだそこまで行っていないと言う状況なのでしょう。 また、アメリカ海軍の潜水艦(バージニア級)の電子工学マストは最新の装備では Xbox360かXbox Oneのコントローラーで操縦可能になったそうです(^^; 衛星も含めた外部とのデータリンクも行われているし潜水艦自体にも多数のセンサーが搭載されているので必ずしも目視(カメラによる映像)だけが有利(有効)ではないと思います。
お礼
民生品の軍事転用のパターンですね。 ロシアの戦車は、SONYと印刷されたプレステ用コントローラーを使ってたことがありますね。
外観や機能や潜水艦との通信方法の情報がないのはどれも機密で伏せられてるからで、技術的に難しくないんだから遠隔式は大昔から存在して活用もされてると予想します。
お礼
存在していたかもしれませんね。ただ光学式に勝るものではなかったでしょうね。
- cayenne2003
- ベストアンサー率32% (718/2227)
潜望鏡の用途として、浮上する場合のみ潜望鏡で周囲を確認して浮上すると思います。 世界大戦時の頃なら、海上の状況を把握するには潜望鏡かソナーしかありませんから、当時の技術では光学式しか無かったと思います。 高倍率で周囲を見る必要があるので光学式でも結構揺れると思いますね。 いつの時代からかは分かりませんが、以前からブイを浮かべて無線のアンテナとしたり吸気口として空気を取り入れてエンジン航行していると聞いたことがあります。 今の技術ならブイにカメラ付けて揺れを補正したり画像解析も出来ると思いますが、海上の様子なら人工衛星の情報のほうが正確だと思います。 ブイにレーダーを付ければ簡単に相手を把握できますが、それでは自らの位置をわざわざ相手に知らせているようなものなので、本来の隠密行動の意味が無いと思います。 たとえブイでさえも相手に分かられてしまっては大変なので無駄な装備は付けないでしょうね。 以上、ソースもない想像のお話です。
お礼
ブイと言っても目立つものではなく、船舶のレーダーには発見されないサイズのものなら使えるかもしれません。奇策としては海上を漂うゴミに偽装するとか・・・・。 人工衛星だと、雲がかかるとレーダー程度しか使えず、監視できないので、情報としては不十分かもしれませんね。 ただ潜水艦自体、機密中の機密ですから、実はいろんな手段を持ってるかもしれませんね。 カメラ式潜望鏡が採用されたのがここ最近というのも不思議なんですよね。
船体に直付けの潜望鏡なら船体と敵艦の対面角度とか正確に把握出来るからじゃないでしょうか?想像ですけど
お礼
それは潜望鏡の重要な機能の一つですね。 艦体直付けの潜望鏡はなくせないでしょうね。 浅井深度まで浮上しなくても。おおまかな距離でいい、海上や上空に何がいるかだけでも知りたい場面もありそうです。
お礼
私も銀塩一眼レフを長いこと使っていましたが、意外とデジカメ技術は新しいので軍用といえどもそこまで解像度の高いカメラはなかったかもしれません。 そういえば日本で初めて発売されたデジタルカメラQV-10が発売されたのは1994年でしたね。当時25万画素しかありませんでした。当時友人が持っていましたが、メールに小さな画像を添付する程度の用途しか使えませんでした。 走査線式の昔のアナログカメラだと、改造度がおちますしね。映像信号は数MHzの帯域を使うので、長いケーブルは映像の劣化があるかもしれません。 浮上させる装置の形状は、釣りで使う棒ウキを想像してもらったらいいかもしれません。 棒の一番下に錘がついた糸がついています。これで棒は直立します。 棒の海中部分のほうが長くなりますが、アクティブソナーに引っかからないように、できるだけ細く作っておきます。 もちろん、最低限、波の高さ以上はないといけませんね。 軍用といえども、アナログビデオカメラ程度の改造度しかなかったかもしれません。