• ベストアンサー

音響にこだわるプロはどのような機材を使ってる?

音響にこだわるプロはどのような機材を使ってるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

「何時でも何処でも『物理的にも電気的にも変わらぬ性能』を保証できる事」 状況に応じて選択するものも変わりますが、煎じ詰めればこれに尽きるでしょう。 快適な室温湿度の下での性能と蒸し風呂のような真夏の会場での性能に大きな違いが生じても Comsumer Use 製品ならば致し方ないものでしょうが、Professional Use の製品では許されるものではありません。 ‥‥故障でもしようものならば仕事は「パー」ですし、「CD 製作用 Data 収録できませんでした」とか「TV 放映できませんでした」では‥‥「しばらくお待ちください」の放送事故で TV 会社経営陣がどんな事になったか、覚えていらっしゃると思いますが‥‥。 学生時代、TEAC T3510 (民生用は T9100) という Open Reel Tapecorder に惚れ込んでしまった事があります。 Professional Use 製品と呼ぶには底辺 (最低価格帯) のもので、録再 Amp' 部に真空管が用いられていて、公称周波数特性も当時の SONY や TEAC の Consumer User 機の公称性能値が 30kHz 以上にまで達していたのに対して Cassette Tapecorder の NAKAMICHI 700 と変わらぬ 18kHz までしか保証されていない代物でしたが、そこは「公称性能」と「保証性能」の違い、使わせて頂いた時の音は凄まじいもので、打ちのめされた私は 2Tr38 の世界に飛び込むべく、無理をして TEAC T6100 を購入してしまったほどです。 その後 FM 放送局等に DENON の DH610 が大量導入されているのを知りましたが、流石に Servo なしの Motor 制御で真空管式 Amp' では毎日何度も「1 秒の誤差もない」放送 Data 送り出しを繰り返す現場では信用できないだろうから Capstan FG (Frequency Generation) Servo Motor Full Solid State Amp' の Tapecorder を採用するのは当然でしょうね。‥‥でも Consumer 市場で人気の SONY や TEAC ではなく、DENON が選ばれているところに Consumer と Professional とで最も重要視される部分の違いが伺えるものです。 現在の私は Recording Studio に出入りしなくなって久しいので Professional Audio 現場を知らないのですが「Professional Use と Consumer Use の製品の違いは性能 (Catalog Spec') の優劣ではない」というのは他の現場でも同じ事です。 例えば D-SLR (Digital - Single Lens Reflection:デジタル一眼レフ) Camera は Pro' や Mania 向け Prosumer 機と一般向け Consumer 機に大別できますが、両分野の機種に於いて出力写真の出来映えに差異は殆どありません。 ‥‥少なくとも D-SLR 機では (まぁ腕があれば Comapct な一体型機でも)、撮影時の設定と現像手法で如何様にでも調整できる事から Image Sensor 画素数等の Catalog Spec' 数値は出力写真の出来映えに決定的な違いを及ぼすものでありません。 大きな違いは Prosumer 機は毎日何百回 (年間数万回) もの Shutter を切っても壊れない「10 万回 Shutter 保証」の Shutter 機構を採用していたり、Lens 回りまで含めた「防滴構造」になっていたりと、兎に角「人が写真撮り出かけることができる全条件下で確実に動作する」事に多大な Cost が掛けられているのです。 ‥‥だから月に数度、それも百枚 (年に数千枚) にも満たない写真しか撮らない休日写真趣味の私が使い倒してきた 3 機の D-SLR Camera はいずれも入門機です(^_^;)。 ‥‥因みに以前、入手したばかりの「美しい画質を得られる事で著名な」Compact 一体型機を愛用の D-SLR 機と共に梅雨の飴に濡れた庭園撮りに持って行ったら湿気で基盤が Short してしまって翌日から電源が入らなくなり、後日、修理に 2 万円近くかかった事があります。 友人に Pro' Cameraman がいるのですが、彼を交えた写真撮影会で、彼は奥さんが持参した Consumer 向け D-SLR 機で撮った写真を Web に Up し、私に技術を教えるべく私の Consumer 向け D-SLR Camera でも撮ったのですが、いずれの写真も私達素人には到底及ばない見事なもので「Pro' は Camera の性能以前に『撮影対象物への光の当たり加減』とか『背景との Balance』などを瞬時に把握してしまうんだな」と溜息を吐いたものです。 Recording も同様で Pro' は Mic' 収音の微妙な位置や角度、Mic' 毎の音色の違い、録音機の性格、更には Pos'Pro' (Post Production:編集等、その後の処理) まで考慮した最良の Setting を短時間で決定できる腕を持っているからこその Pro' であり、高性能機材の性能に頼るからこその Pro' ではないのです。 その Pro' 達が機材に求めるものは「何時でも何処でも最低保障値として信頼できる性能、性格を確実に出せること」であり、煎じ詰めれば「電気特性の高性能化よりも耐久性や信頼性」にあるわけですね。 だから一般消費者が夢見る「Pro' 機材は電気特性が Consumer 向け機材よりも遙かに高性能」なんてことはない一方で、Pro' 現場の人から見れば「Consumer 機の Catalog 性能なんて理想環境での最高値でしかなく、常に保証されているものではないので信頼に値しない」というものになるでしょうね。 私が愛用していた Electro Voice RE20 という Pro' 現場で用いられていた Dynamic Microphone なんて、倒れた機材の下敷きになって Metal Body に凹みが生じても何の障害もなく使えましたし、多少の音色変化は生じるもののその変化具合を見切って Recorder 側の Tape/Bias/Equalizer 設定や Mic' Setting 位置周辺に熱射避けを施すといった対処をする限り、凍り付く寒さと乾燥した冬の夜でも夏の蒸し暑い陽射しの下でも期待通りの音色感をえられるものでしたよ。 連休明けだと言うのに昼休みに弁当食べながら PC できる現場なんて‥‥幸せ!(爆) 素敵な Audi Life を(^_^)/

noname#248380
質問者

お礼

安定性が重視されるんですね。

その他の回答 (6)

  • evolver
  • ベストアンサー率26% (12/46)
回答No.7

音響製作者にはマストなアイテムがあります。 iphone 系mp3再生機器です。最終的な音質確認は今はみなさんコレですw

noname#248380
質問者

お礼

iPhoneも使われてるんですね。

  • evolver
  • ベストアンサー率26% (12/46)
回答No.6

質問が広義すぎます。 音響にこだわるプロとは リスナー(評論家)?演奏者?エンジニア?プログラマー? その中でも仕事内容によって機材も超細かく分かれますよね。

noname#248380
質問者

お礼

評論家以外の方で。

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.5

こんにちは。 同類質問の、こちらも参考にしてください。 https://okwave.jp/qa/q8741212.html プロが機材にこだわるかどうかは別として、プロ業務の内容も録音/PA/DJ等ジャンルも多様です。自宅にスタジオを構えた人も居れば、私のように身一つで飛び回ってる人も居ます。従って機材も非常に多種です。 参考として、「Home studio sound equipment」に絞って画像検索を掛けてみました。個人個人の検索履歴によって表示順が違うようですが、おおよその感じは出ていると思います。 https://www.google.co.jp/search?q=studio+sound+equipment&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0ahUKEwje3fuhiuHTAhVDEbwKHSuzDi0Q_AUIBigB&biw=1169&bih=635#tbm=isch&q=Home+studio+sound+equipment&spf=196 アフィリエイト(成功報酬型広告)などが多くなっても構わなければ日本語での検索も可能です。が、自宅スタジオを公開するプロは少ないようです。 以下は、自分に対する心得でもあるのですが、機会ですので紹介させていただきます。 アマチュアでPA等をされる人の参考になれば幸いです。 音響のプロは、音響機材をベストの状態で駆使できることは当たり前ですが、多くの場合それ以上に力を注ぐ仕事があります。 出演者の極度の緊張をほぐしたり、不安(多くの場合モニタの聞こえと関係する、表情から忖度します。)を取り除いたり、という事の方が大事です。 本来、大きなイベントでは、そのようなメンタルコントロールは演出家/舞台監督/ステージマネージャ等中間管理職の仕事で、スタッフはそれぞれの専門職を超えず、音響屋がでしゃばる分野ではないのですが、音響面を全て委ねられる小規模イベントではその役を担います。 演奏者が存分に実力を発揮して演奏を楽しむに勝る音は、出せませんから。 このSNSで何度か自分の仕事を紹介した時に「演奏者がノリノリで・・・」というフレーズに音響屋としての自負を自慢していたのです。 ミキサーブース傍のリスナーから「演奏中はちっとも(ミキサーに)触られないんですね。」と言われた事があります。「演奏し易いように環境を整えるのが僕の仕事なので、トラブルの無い限り弄りません。演奏中にこれに触ると音楽を壊してしまうでしょ」と答えておきました。 音響屋は日陰の身ですから、ライブイベントでゲストのプロミュージシャンが曲の合間に「今日の音響さんはプロですから」などと話を振ってくるとびっくりするけど悪い気はしません。でも退職後の活動はアマチュアなので、正確には「元プロ」なんだけど。 それより前、友人のアマチュアユニットがPA機材は〇〇で借りたからとオペレートを頼んできた。行ってびっくり想定と違って入力4chしかないヤマハのステージパス、それも片側のスピーカーケーブルが無い。急遽、会場所有のBEHRINGER B205Dを借用で補うというドタバタもの。終演後会場から「音がええなあ」という声が。友人が指さして「プロの音響家ですもの」と要らぬ応答。不本意なので言って欲しくなかった。顔が赤くなって汗がどっと出るのが判った。まだまだ『弘法筆を選ばず』の境地には遠いようです。最善を尽くしてくれた演奏者に感謝でした。 それらは、私が機材で作り出した音ではなく、演奏者が私の提供した環境を利用して演奏した音楽なのです。 音響プロは、限られた予算や資源の中から用途に応じて機材や設定を変えながら適材を選択しているのです。 私の管理している機材は、ほとんどが友人たちとの共有物なので公開できません。保管場所も我が家を含め4か所に分散してます。(スピーカー類とかマイク・ワイヤレス・ミキサー・ケーブル類・スタンド・ラックケース等)現在、私物よりこちらを増強中。 スピーカーだけでもパワードを含め現在12本になってます。 個人所有はYAMAHA NS-10Mが6本(3set) 2000円で買ったPC用スピーカーVALUEWAVE SP-618が5set(3setは友人に拉致された)とか。 どうやら使えると判断した物は、重複して所有するのが習慣になっていると自己診断できます。

noname#248380
質問者

お礼

必ずしも高級オーディオにこだわってる訳ではないんですね。 2000円でPCスピーカーがあるんですね。

回答No.4

はじめまして♪ プロが仕事現場で利用するのは、仕事上で必用な目標を得る為の機材です。「音が良い」という事が最優先ではありません。もちろん「音が悪い」事は許されませんが、まずは安全で確実な運用が出来る事を最優先にし、「仕事」ですから十分有り得着替えられるコストも重要な上、多少のトラブルが在っても、なんとか現場を凌げる余裕度も重要です。 プロの人がプライベートユースで利用するオーディオ機器は、わりと「人それぞれ」で、かなり個性が強いサウンドシステムを構築されている人も居ますし、仕事の流れから、あまり感情的に成らない、割と冷淡で重箱の隅を突く様なモニタリング系のサウンドで構築される人も居ます。 F1ドライバーが、個人用/家庭用として、どのような車を選ぶか、というのと似た感じでしょう。 (まぁ、所属チームなどで、メーカー系列には、配慮すると思いますが、、、) なお、私は「プロ」では無いので、私が利用する機材って、参考に成らないと思うので、全部秘密にしちゃいましょうかねぇ(苦笑) (しまった、アバター?写真に、ごく一部だけですが、バレちゃってました。)

noname#248380
質問者

お礼

いや、ぜひ教えてほしい気がします。

  • OKWavex
  • ベストアンサー率22% (1222/5383)
回答No.2

自分が良いと思う機材 何をよいと思うかはひとそれぞれでしょう それがこだわり

noname#248380
質問者

お礼

人それぞれなんですね。

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.1

どのような場面で?

noname#248380
質問者

お礼

難しい質問ですね。こういう条件では・・・という風に教えていただけるとありがたいです。

関連するQ&A