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オーディオマニアはクラシックやジャズを聞く人が・・

オーディオマニアの方は何故、クラシックやジャズを聞く人が多いのでしょうか?歌謡曲ではだめなのでしょうか?

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回答No.12

>「生録」って「ライブ」や「コンサート」のことですよね。 ‥‥は、A No.11 tetsumyi さんが詳しく解説されていらっしゃるので経験談を 1 つ‥‥。 1991 年頃、私が McIntosh C34V と PHILIPS DFA1000 を聴き較べて DFA1000 を購入、愛機の BOSE M901CSIV を広い米国の家で爆音再生させて愉しんでいた頃に物凄く気に入って試聴用 CD の 1 枚にした DD 表記の Live Jazz 収録 CD がありました。 ‥‥DD とは Digital 収録 Digital Mastering の事で ADD (Analog 収録 Digital 編集 Digital Mastering)、DDD (Digital 収録 Digital 編集 Digital Mastering) という表記もあり、DD は Mix' Down 編集を含まない Stereo Microphone 1 発録りである事が容易に判るものとなっていました。 残響感が極めて正確で、楽器音の定位のみならず部屋の様子 (左右の壁と上下の天井/床、及び後方の壁までの距離感) まで目に浮かぶような空間表現がなされており、曲の合間に聴こえる演奏者の衣擦れや観客 (録音 Stuff?) が立てる環境音までぞくぞくするような再現がなされた 1 枚でした。 私自身、学生時代に Piano を弾いて Jazz Quartet を組んでいて Live Jazz 会場に足繁く通っていた経験がありますので Live 会場での音は耳慣れていたのですが、その CD に収録されていた音は丁度私達演奏者が互いの演奏者が出す音を聴きながら一緒に演奏する際の「相手の出す音」にそっくり (観客位置で聴く音よりも近いけれど自分の弾く楽器音よりは遠い) の音色感があって、何だか Producer か録音 Engineer かにでもなって演奏者達の正面、最高の位置から演奏者達を見渡しているような気分にさせられる 1 枚でした。 ‥‥Orchestra Classic 曲ならば指揮者になったつもりで Speaker のまで腕を振り回したくなるようなものですね(笑)。 びっくりしたのは数年後、たまたま Swing Journal という Jazz 専門雑誌を日本書籍売り場で立ち読みした際に記事を書いた評論家が私の愛聴盤について言及しており、その録音が Electro Voice RE20 という Dynamic Microphone 2 本を One Point Stereo 風に Stage の前に立て、Mic' 出力を SONY PCM-F1 という PCM Processor を介して (という事は Mic' Amp' は MX-1000E) βmax F1 Video Tapecorder に収録する構成という Portable Recording System で収録されたものであると Mic' 設置位置まで図解されていた事でした。 Mic' 設置位置は想像通りでしたが、Electro Voice RE-20 なんて日本では Bass Drum 収録の定番 Mic' と紹介されていた Dynamic Mic' で Piano Bass Sax Drum Quartet の One Pont Stereo 収録していたとは想像も付きませんでしたので腰を抜かすほどびっくりしてしまい、Studio を持っていた友人の処であれこれと遊ばせて貰い、その頑丈さと音色感の良さに惚れ込んでしまうと共に、学生時代の日本では 1 本 15 万円もしていたものが New York では $340 で買える事を知り、程なくして MARANTZ PMD430 Cassette デンスケと組みあわせた、私の最愛の生録 System となりました。 生録派で育ってきた私は収録時の環境が目に浮かぶような音場を再現する Media が好みだったのですが、On Set Mic' Settong の Multi' Mic' 収録を Mix Down する手法では A No.11 tetsumyi さんが仰るように各楽器の音像に付随する奥行き感 (左右位置は Mix Down 時に揃えられるのですが) が歪 (いびつ) になって Off Set Mic' で収録した残響音を被せてやらない事には立体感に乏しい音になってしまいますし、かといって Off Set Mic' の周辺雑音を多く被せてしまうと楽器の主音が周辺雑音に足切りされてしまって音が消え行く際の細かい音色変化を再現できなくなってしまう Dilemma があり、理想的な Balance の音を拾える位置に One Point Stereo Set Mic' を立てられる幸運を得られる Live で、その位置を正確に見つけて最適な録音を行う Recording Engineer の技術・感性には羨望を念を抱きましたね。 Vocal の音というのは Opera 収録でもない限り殆どは On Set Mic' に近い近接位置に 1 本だけ Mic' を設置する Monaural 録音ですので、Live で実際に聴こえる肉声とは似ても似つかぬものです。 口元に Dummy の Mic' を立てて、本当に収録している Mic' はちょっと離れた高い位置に設置している場合でも、実際の観客位置と較べれば遙かに近接した位置にありますので Live での音とはまるで違います。 ‥‥もっとも Opera 歌手や演歌歌手には「口が音響 Lens になっているのか?」と勘ぐってしまうほど離れた位置にまで耳が痛くなるほどの大音量の肉声を撃ち出せる人がいますので‥‥実際 Soprano 歌手に肉声狙撃を受けた体験があります(笑)‥‥数m 程離れた位置の Mic' Setting でも喉奥を覗き込むような音像で録れたりもするのでしょうが‥‥。 でも歌謡曲の場合は必ず Echo や Reverb といった残響効果を付加して奥行き感を出すものですし、楽器音も近年は Hall Tone Echo 等の Digital Effect で奥行き感の調整をしているでしょうから「生で聴く音」ではないものの「生で聴く音以上の存在感」が得られるものになっている筈ですよ。 まぁ昔の Vocal 曲は歌い手の喉を覗き込むような音像を創り出すものが多かった事から私は Vocal 曲 Media を殆ど聴かなかったのですが、近年の曲は楽器音も最前面に押し出して「生音場」とは全く違う音作りがされたものや Vocal 音自体も歌詞がよく聴き取れないほど早口であったり Effecter を通して肉声とは似ても似つかぬ音にして「Vocal 音も楽器音の 1 つみたいな作り方をするんだな」と思うような Source が目に付くようになっていますので「Effecter を通す事で肉声による歌唱以上の情感表現をする手法も受け入れられるようになったんだな」と思います。 元々 (1950 年代の頃から) Tape Echo や Spring Reverve 等の残響効果音を付加するのが当たり前であったとは言え、Audio Mania 達は「残響音の多い風呂場で唱うような音」として敢えて「効果音という人工音付加」という事実には目を瞑ってきたところがあるのですが「より多彩で奥の深い情感を表現するための音色調整」である Digital Effecter の使用を「生録 Data を損なう邪道」と見做す傾向は、特に Pops 系では失くなってきているのでしょうね。 効果音 (人工音) 付加で作られる音も「より豊かな表現を実現するための技」が駆使された「作品」であり、現場で観客として見聴きするのでは決して得られない、奥が深い表現がなされた「作品」を何度でも聴き返して「作品」に対する理解 (感動) を深める事ができるのが Audio の醍醐味と解すれば収録された生 Data をいぢくり回してより良い音にする事も容認できるのではないかと思いますよ。 連休最終日、生活時間調整で暇を持て余してしまい、長~い Audio 談義になってしまいましたm(_ _)m。 素敵な Audio Life を(^_^)/

noneya6
質問者

お礼

CDに収録された曲と言うのは、一つの作品なんですね。あとは、自分がどう評価するかなんですね。

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その他の回答 (13)

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率25% (1963/7609)
回答No.3

歌謡曲は好みの歌手の歌を聞きたい場合が多いので、DVDで見ながら聞いた方が満足感がある。 それに歌手の声はほとんどが効果が加えられているので、元の音が聞こえないので最高音質で聞く意味がない。 クラシックやジャズはできるだけ録音会場の音を、そのまま伝えるように録音するので高音質で聞くときに初めて演奏家の高い技術と楽器の音色が再現できる。 一流の楽器の澄んだ音色と奥行きある響きそのものが非常に美しいですし、演奏家独自の奏でる美妙な音色の違いが高い音楽性となり感動させられます。 しかしながら実際には録音技術が悪かったり、オーディオ装置が勝手に音を作り本来の音色を再現できる再生装置は非常に少ないです。 多くの場合、自分好みの音を出す装置をそろえて自己満足することが多い。 生演奏と同じ音色と感じているオーディオマニアはいないようです。

noneya6
質問者

お礼

歌手の声には効果音が加えられてることが多いんですね。これって・・・という気がします。 クラッシックやジャズはオーディオの性能を引き出しやすいんですね。でも、歌謡曲でも、ボーカルの声は命ですよね。

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  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4845/17885)
回答No.2

クラシックやジャズでなければならないという決まりは無いので歌謡曲でもかまいません。 ただ、傾向としてそれなりのお値段の機器を使っている人(その中でも特に雑誌とかに出るような人)はそういう傾向が多いように見えますね。

noneya6
質問者

お礼

決まりはないんですね。

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  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2714/13698)
回答No.1

クラシックもジャズも演歌も聴きますが、演歌は何度も聴くと飽きます。それ以上聴く気になりません。だから自然と聴かなくなります。それから高音質のいい録音のCDやレコードが少ないです。わざわざ高価なオーディオシステムで聞く必要がありません。テレビやラジオで十分です。

noneya6
質問者

お礼

演歌には高音質な音源が少ないんですね。歌謡曲もかな。

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