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腸炎の診断を受けたが嘔吐下痢ありません
- 腸炎の診断を受けたが、嘔吐や下痢の症状はありません。症状は腹痛と胃の違和感のみで、腸に水が溜まっていると診断されました。
- 治療法としては入院が安全とされましたが、仕事のため入院は避け、胃薬や整腸剤を処方されています。食事には注意しながら水分のみの摂取をしています。
- インターネットで調べたところ、嘔吐や下痢のない腸炎もあることがわかりました。ただし、食べ物が消化されない状態であるため、不安が残ります。明日は消化器科の受診を考えており、仕事は明後日から再開する予定です。
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胃炎腸炎というのは胃粘膜、腸粘膜の炎症を表すだけです。嘔吐下痢は必ずしも出現するわけではありません。血液検査は白血球の増加の有無(ウイルス性か細菌性か)肝機能(肝臓が悪くて胃腸症状が出る場合がある)、脱水があるか?等を調べたと思います。今回の場合朝食が残っている、一部の腸が拡張して水が溜まっているなどの所見があります。 食べ物は胃で消化液と攪拌されどろどろにされ、十二指腸で別の消化液で吸収しやすい形になり、小腸(6m。3mに縮んでいます)に送られ栄養分の大多数を吸収します。そして大腸(1.5m)のベルトコンベアに乗せられて一部の栄養分と水分が吸収されます。これはベルトコンベア(肛門側に向かって動く)だと想像してください。胃の収縮力が落ちれば腸に押し出せなくなりある程度まで来ると逆流(嘔吐)したりします。ただ胃の容積は1~4リッターぐらい入りますので朝食が残っていることは胃の収縮力が落ちているということは言えますが必ずしも嘔吐は伴いません。 腸の一部分のベルトコンベアーが動かなくなるとその部分に溜まっていきます。粘膜は浮腫を起こし水の吸収が阻害され逆に腸内腔に水が漏れてきて溜まります。 つまり何らかの原因で胃腸の蠕動運動のコントロールが乱れた状態であることは間違いない。 原因としてウイルス性やときには生理の時の黄体ホルモン、ストレス等で混合していることも多い。念の為入院を勧められたのは、状況が悪化して麻痺性イレウスに発展してしまう事があるからです。多くの人が勘違いしていますが、満腹というのは胃の拡張より血糖値の上昇で脳が感じるのです。普段から小食でない限り、栄養の為がっつり食べるのは余り意味がありません。飴とか舐める方が良いかも知れません。また腸内では異常発酵が起こっているので発酵に繋がる物は避けるべきです。牛乳、乳製品、バナナ、食物繊維などは避けるべきです。 ヨーグルトは腸に良さそうに思えますが、胃腸の調子が悪いときにはほとんどビフィズス菌は 到達できません。麺類はほとんど駄目ですが食物繊維の少なくて消化の良いうどんを柔らかめで食べるのは良いでしょう。胃に物(水も)が入ると調子が悪いなりに腸が動きますのでお腹の違和感が起こりますが、異常ではありません。赤ちゃんが食べながらうんちが出るときがあります。本来は胃に物がはいると腸が動いて便を排泄しようとする機能があるのです。 大人になるにつれて薄らいでいきますが、今回の様に腸がダウンすると顕著になります。 腸の中に溜まった水は本来身体の中にあるものです。だからカロリーより水分をとらないと脱水になる可能性があります。(下痢よりは少ない。)ポカリや水ばかり飲めませんので 薄口の味噌汁(豆腐)などは良いと思います。外食では難しいでしょうが、ポパイのように食べる即パワーアップはあり得ない。完食する必要はありませんが、かけうどん(出来れば良く噛んで)弁当なら五穀米や玄米など穀物繊維の多い物は避けること。 さすがにこんな状態が続くと大変ですので出来れば最初に行った病院にいっては如何でしょうか?胃腸科に行かなければいけない状況なら、必ず紹介してくれます。
お礼
詳しい説明とアドバイスをありがとうございます。 消化器科に行こうとしたのは、実は近所にあるからなのです。 最初に受診した病院は救急外来で主人の車に乗って行きました。 私は免許を持っていないので救急で行った病院には1人で行かれないと思っておりましたが、 確認したらバスで行かれる事がわかりました。 今日まで仕事を休めると思っていましたが出勤するよう連絡がありました。 (仕事が大事な時期というストレスで、このような症状が出たのかもしれません) バスで前回の病院に行ってから出勤します。 食事は立ち食いそばなどで、かけうどんを良く噛んで、無理の無い量を食べるのが手軽な対策ですね。 ありがとうございました。